巡回展 「生誕130年記念 藤田嗣治展 —東と西を結ぶ絵画—」

会 期: 名古屋展 2016年4月29日(金・祝)~7月3日(日)
   兵庫展 2016年7月16日(土)~9月22日(木・祝)
   府中展 2016年10月1日(土)~12月11日(日)
foujita
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日本とフランスを巡る文化の交流は、19世紀の「ジャポニスム」以来、さまざまに豊かな成果を生みだしましたが、その象徴的な存在が藤田嗣治(1886-1968)の芸術です。27歳で初めてフランスに渡って以来、81年の生涯のほぼ半分を異国で送った藤田の芸術は、まさに東と西の文化の上に誕生したものでした。陶器を思わせる滑らかで鈍い光沢を放つ「素晴らしい白い下地」の上に引かれた、均一にして流麗な線によって浮かび上がる美しい裸婦の姿。ヴォリュームと線、写実と装飾という対立する二つの要素を、ヨーロッパの伝統的な主題の上で見事に融合してみせたその芸術は、藤田を一躍パリ画壇の寵児に押し上げました。
しかし、東西の豊かな土壌の上に新たな芸術を花開かせた藤田その人は、一方で二つの文化に引き裂かれる苦しみを味わいます。大きな成功を手にした後も繰り返し浴びせられる毀誉褒貶。戦争画の問題を巡る過熱した責任論は、二つの世界に生きた藤田が背負わされた重い十字架でした。その心の苦しみを癒すかのように、最晩年の画家はランス礼拝堂の建設に残された生命を注ぎ込み、完成から1年半足らずでこの世を去ります。東西融合の喜びと苦しみを一身に引き受けた生涯でした。
今回の展覧会は、東と西の間に花開いた藤田嗣治の芸術の全貌を紹介するものです。国内外の主要なコレクションをはじめ、近年ランス市に寄贈された未公開作品多数を含む、150点の代表作による本展は、複雑にして多画的な要素を持つ藤田芸術の真髄に触れる絶好の機会となるでしょう。

 

会期 名古屋展 2016年4月29日(金・祝)~7月3日(日)
兵庫展 2016年7月16日(土)~9月22日(木・祝)
府中展 2016年10月1日(土)~12月11日(日)
公式HP http://www.leonard-foujita2016.com/index.html
会場 名古屋展 名古屋市美術館 TEL:052-212-0001
兵庫展 兵庫県立美術館 TEL:078-262-0901
府中展 府中市美術館 TEL:042-336-3371(代表)
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