土偶から最新の「妖怪ウォッチ」まで、いろんな妖怪に会いに行こう!

東京都江戸東京博物館 「大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで」
会 期: 2016年7月5日(火)~8月28日(日)
掲載用_11. 「百器夜行」
月岡芳年「百器夜行」
大判錦絵二枚続 慶応元年(1865)
国際日本文化研究センター蔵
※前期(7月5日~31日)展示

妖怪は、日本人が古くから抱いてきた、異界への恐れ、不安感、また〝身近なもの〟を慈しむ心が造形化されたものです。「百鬼夜行絵巻」(ひゃっきやぎょうえまき)などに描かれた妖怪たちの姿は、一見すると不気味ながら、実に愛らしさにあふれています。

日本絵画史上、異界の生き物としての「鬼」や「化け物」が登場するのは平安時代の末期、12世紀とされます。たとえば、平安時代末期から鎌倉時代にかけては、邪気を退治する神々を描いた国宝「辟邪絵」(へきじゃえ)や、国宝「六道絵」(ろくどうえ)に地獄の様相があらわされ、鬼が数多く登場します。これらが妖怪誕生のイメージ・ソースとなります。中世に入ると、いよいよ妖怪の登場です。気弱そうで同情を引く顔つきの妖怪が登場する重要文化財「土蜘蛛草紙絵巻」(つちぐもそうしえまき)や、古道具を妖怪化させて物の大切さを説く「付喪神絵巻」(つきもがみえまき)など、親しみやすさが色濃くなります。さらには、コミカルな鬼たちが京を闊歩する室町時代の重要文化財「百鬼夜行絵巻」や、江戸時代では葛飾北斎「百物語」や歌川国芳「相馬の古内裏」(そうまのふるだいり)などの作品が、後世に大きな影響を与えました。

本展では、古くから日本で愛されてきた妖怪、すなわち〝異界への畏れの形〟の表現の展開を、縄文時代の土偶から、平安・鎌倉時代の地獄絵、中世の絵巻、江戸時代の浮世絵、そして現代の「妖怪ウォッチ」まで、国宝・重要文化財を含む一級の美術品で紹介します。民俗学にかたよりがちだった従来の妖怪展とは一線を画す美術史学からみた〝妖怪展の決定版〟です。

 

会期 2016/7/5~2016/8/28
休館日 月曜休館(但し、7月18日、8月8日・15日は開館、7月19日は休館)
開館時間 9:30~17:30
(7月9日・16日・23日の土曜は午後7時30分まで、7月29日の金曜から、金曜と土曜は午後9時00分まで)
※入館は閉館の30分前まで
観覧料金 :特別展専用券:
一般1,350円(1,080円) 大学・専門学校生1,080円(860円) 小学生・中学生・高校生・65歳以上680円(540円)
:特別展・常設展共通券:
一般1,560円(1,240円) 大学・専門学校生1,240円(990円) 中学生(都外)・高校生・65歳以上780円(620円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※次の場合は観覧料が無料です。未就学児童。身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(2名まで)。
※小学生と都内在住・在学の中学生は、常設展観覧料が無料なので、共通券はありません。
公式HP http://yo-kai2016.com/
会場 東京都江戸東京博物館 1階特別展示室
〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1
TEL:03-3626-9974[代表]
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