森美術館「N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅」

[text by IHIエスキューブ Art inn編集部] 2017/3/7 UP

森美術館「N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅」内覧会へ。

公式HP http://www.mori.art.museum/contents/n_s_harsha/
会  場: 森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
会  期: 2017年2月4日(土)-6月11日(日)
時  間: 10:00-22:00(火曜は17:00まで)

 

 

イチゴのアイスクリームのような甘いピンク色の本展ポスターに,びっしりと描き込まれた人びと。

インドの人口密度の高さや多様性を表しているのか?と思いきや,あくまで整然と並んでいるので,混沌とした感じが特にしない。

 

 

個人的には,むしろカラフルなテキスタイルのような軽やかさを感じた訳ですが,本展通しての印象はずっと変わらず。

モチーフの反復が延々繰り返され,この世界の理を表しているかのよう。

 

 

時折,床や壁に直接作品が描かれていることも。

重力に縛られず,浮遊するように自由に行き来するさまは,今我々が立っているこの場所が宇宙と繋がっていることを感じさせてくれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作家自身が制作の拠点とする,南インドの古都・マイソールについて,熱く語る映像も。

彼自身は,とても穏やかそうな方。

 

 

 インスタレーションに趣向を凝らした部屋も。

 

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 本展目玉は,大空間に壮大な宇宙のうねり?を描いたこちらの作品でしょうか。

 

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大宇宙の先に、 まだ作品が。

南インドの伝統的な食事である「ミールズ」を食品サンプルで形取り,並べたもの。

あえて食べ残された状態なのが意味深!?

 

 

 

 

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会場外にも作品が有るのでお見逃しなく~!

《マター》と題されたこちらのモデルは,インドの民間信仰ではハヌマーン神として熱く信仰されている猿とのこと。

地球儀を小脇に抱え,天を指さす様は,人類のあくなき好奇心を表しているかのよう。

 

 

 全編に渡り,そんなに土っぽさがないというか,インドという構成要素の多かろうモチーフを,涼やかに俯瞰しているような視点を感じた展覧会でした。

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