「王の画家にして画家の王」のマスターピースとご対面 「ルーベンス展―バロックの誕生」
会 期: 2018年10月16日(火)~2019年1月20日(日)
会 期: 2018年10月16日(火)~2019年1月20日(日)

[ペーテル・パウル・ルーベンス《パエトンの墜落》 油彩/カンヴァス 98.4×131.2 cm ワシントン、ナショナル・ギャラリー National Gallery of Art, Washington, Patron’s Permanent Fund, 1990.1.1 ]
17世紀ヨーロッパを代表する画家,ペーテル・パウル・ルーベンス(1577-1640)。その名を詳しく知らずとも,彼のまばゆい色彩と劇的な構図の大判の絵画は,多くの人が目にした記憶があるでしょう。ルーベンスは,高名な画家であるとともに,多数の言語を操るバイリンガルであり,優れた外交官であり,工房を抱える辣腕の経営者でありながら,場に調和を生みだすという人間としての魅力を備えていました。
本展は,「王の画家にして画家の王」と呼ばれるにふさわしい風格と実力の持ち主だったルーベンスを,イタリアとの関わりに焦点を当ててご紹介するものです。ドイツのジーゲンに生まれ,フランドルのアントウェルペンで育ったルーベンスはイタリアに憧れ,8年間のイタリア滞在から帰国した後も手紙ではイタリア語を使うほどに強い憧憬を抱き続けました。ルーベンスの作品を,古代の彫刻やイタリアの絵画、そしてイタリア・バロックの画家たちの作品とともに展示し、彼がイタリアから受けた影響を示しつつ、イタリア・バロック美術との関係性を明らかにします。
会期 | 2018年10月16日(火)~2019年1月20日(日) |
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休館日 | 月曜日(ただし12月24日、1月14日は開館)、 2018年12月28日(金)~2019年1月1日(火)、1月15日(火) |
開館時間 | 9:30~17:30 毎週金・土曜日:9:30~20:00 (ただし11月17日は9:30~17:30まで) ※入館は閉館の30分前まで |
観覧料金 | 当日:一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円 前売/団体:一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円 |
公式HP | http://www.tbs.co.jp/rubens2018/ |
会場 | 国立西洋美術館 東京都台東区上野公園7番7号 TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル) |
アクセス |
JR上野駅下車(公園口出口)徒歩1分 京成電鉄京成上野駅下車 徒歩7分 東京メトロ銀座線、日比谷線上野駅下車 徒歩8分 |