[アートなサプリ]OL U-子 手袋とウィスキーとロートレック

091113_1舞台で歌う歌手の顔は見えない。
印象的なのは黒く長い手袋

ロートレックが残したポスター、『ディヴァン・ジャポネ』(1892年)だ。
手前の黒いドレスの女性は、以前日本を代表するウィスキーメーカーの
CMだかポスターに使われたような記憶がある。
ロートレックのポスターの色にウィスキーは良く似合う気がする。

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック。

なんとシャルルマーニュの時代(9世紀)までさかのぼることができる、名門貴族(伯爵様だそうだ)の出身。

彼の描くの夜の街の人々。
ジャポニズムの影響を受けたという画風。
どこか享楽的、退廃的なムード、重なり合うようににじみ出る、寂しさ、侘しさ。
時代の先端を行き華やかな世界とその裏側を映し出したような作品は、画家の鋭い視線を感じる。
「ちゃんと本質を見ろ!」みたいな。

ものを見る力ってなかなか身につくもんじゃない。
やっぱり訓練、訓練
私も黒いロングの手袋でもしてお出かけしますか・・・。
(歌わないけど。)

[text by OL U-子,illust by A-子]

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