青山ブックセンター「ボルドー展―美と陶酔の都へ―」関連企画「平野啓一郎と陳岡めぐみトーク&レクチャー」のお知らせ

[ text and photo by Art inn編集部] 2015/8/25 UP

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 国立西洋美術館にて「ボルドー展―美と陶酔の都へ―」が9 月23 日まで開催されています。
 本展で、ひときわ圧倒的なたたずまいのドラクロワの《ライオン狩り》。大胆な構図と豊かな色彩で描かれた本作からは、火事によってその上部を失ってもなお、すさまじい臨場感と、生命力を感じずにはいられません。

 ドラクロワは、革命からナポレオンの登場と失脚へ向かった激動の時代を経て、古典派から情熱的なロマン派が台頭しはじめた転換期の中で頭角を現し、その描写から「絵画の虐殺者」と批判されることもありました。しかし、その作品はまさに新しい表現の幕開けにふさわしく、詩人のボードレールやゴーティエなど、幅広く芸術界から賞賛を受けるとともに、のちにセザンヌや、ルノワール、ゴッホなど名だたる画家たちに影響を与えました。

 

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 小説家 平野啓一郎さんも、ドラクロワに魅せられた1 人です。1280 ページからなる長編小説『葬送』。この主人公の1 人がドラクロワです。舞台は、二月革命下のパリ。ドラクロワとショパン、そして小説家サンドらを通じ、芸術家の芸術や人生に対する想いや苦悩が描かれています。また、物語の構成と描写には、ドラクロワの絵画の制作技法が取り入れられており、その骨子から内容にいたるまでドラクロワの精神が息づいているのです。

 ドラクロワが65 年の生涯で描いた作品は9000 点にも上ると言われ、パリの市庁舎の装飾や、ルーヴル宮の天井画を依頼されるなど、目覚ましい活躍を見せました。そんなドラクロワは、いかに時代と向き合い、新しい芸術表現を切り開いていったのでしょうか。

 今回は、平野啓一郎さんをお招きし、本展担当の国立西洋美術館研究員 陳岡めぐみさんとともに、ドラクロワの生涯、彼が生きた時代やロマン主義者たちの姿勢を辿るとともに、平野さんに『葬送』に込められた想い、いかにして絵画技法を小説に活かしたのかをお話しいただくことで、ドラクロワの魅力に迫っていきます。

 

【詳細】

日程:2015年9月6日 (日)
時間:18:00~20:00/開場17:30~
料金:1,944円(税込)
定員:110名様
会場:青山ブックセンター本店・大教室
詳細・申込:http://www.aoyamabc.jp/culture/delacroix/

 

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