東京都現代美術館「東京アートミーティングⅥ “TOKYO”ー見えない都市を見せる」展

会 期: 2015年11月7日(土)~2016年2月14日(日)
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[テイバー・ロバック 《20XX》 2013年 Courtesy: the artist and Team Gallery]

東京オリンピック・パラリンピックを2020年にひかえ、文化都市『東京』についての議論がさかんになっています。デジタル化、商業化されたインテリジェントな文化の外観は、フラットでとらえどころのない荒野、洗練されているがゆえに冷たい氷河にも見えます。
1980年代、東京は世界的に注目される華やかな文化都市でした。サブカルチャーやポップカルチャーの豊かさに、アートの文脈を交差、リミックスして新しい文化を生み出す東京の創造力がそこで一度花開いたのです。
四半世紀経った現在、東京は文化都市としてどのような姿を世界に、またここに住む私たちの前にあらわしているのでしょうか?震災で「永遠の日常」が継続しないことを知った私たちは、少子高齢化やエネルギー、移民問題などの危機を世界と共有しながら、新しいプラットフォームを模索しています。
「”TOKYO”−見えない都市を見せる」展は、「東京」を浮かび上がらせるための二つの構成によって成り立っています。一つは各界で活躍する東京のクリエイターが、それぞれの視点でキュレーションした「東京」。
もう一つは国内外作家が「東京」をテーマにつくる新作です。もはや一つの概念で東京をまとめる(キュレーションする)事はできず、複数の視点を通してしかこの都市を浮かび上がらせることはできません。
世界を席巻するテクノポップや、成熟と幼さが奇妙に同居するネオテニー的特徴、誰でもが有名になりうる舞台で育まれる過剰な自己演出の美学は“ポップ”の文脈でとらえられます。また不安定で先の見えない社会的状況を個々人の強いライフスタイルの表明、あるいは積極的なつながりの中で乗り切ろうとする動きは多様な表現の形式に拡張しています。
一方、ポスト・インターネット世代の中で育まれるイメージ・オブジェとしての新しいマテリアル感覚、新旧が日常的に共存する都市風景をパラレルワールドとして再構築する若い世代の感性も生まれています。
これらの感性や表現の鉱脈は、実は80年代から発展的に継承されている東京の創造力から掘り起こせるものであると言えるでしょう。
このように本展では、氷の下に息づく熱いマグマのような1980年代文化の命脈を引き継ぎながら、氷河を割って現れようとしている現在の東京の創造力の可能性を、国内外のアーティストの多様な視点によって多角的に探ります。

 

会期 2015年11月7日(土)~2016年2月14日(日)
休館日 月曜日(ただし11月23日、2016年1月11日は開館)、11月24日、12月28日~1月1日、1月12日
開館時間 10:00~18:00(入場は17:30まで)
観覧料金 一般1,200円/大学生・専門学校生・65歳以上900円/ 中高生700円 *小学生以下無料(保護者の同伴が必要です)
*20名様以上の団体は2割引き *身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳を お持ちの方と、その付き添いの方(2名まで)は無料
*本展のチケットで「MOTコレクション」もご覧いただけます。
同時開催の「オノ・ヨーコ|私の窓から」とのセット券もございます(11/8~)。
公式HP http://www.mot-art-museum.jp/
会場 東京都現代美術館
東京都江東区三好4-1-1
03-5245-4111(代表)/ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
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