兵庫県立美術館「チャンネル6 国谷隆志 Deep Projection」展

会 期: 2015年10月29日(木)~11月29日(日)
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[《Spaceless Spaces(2011)》、2011年、撮影:草木貴照(参考図版)]

 国谷隆志(くにたに・たかし)は、鏡や紙幣、砂時計、羽毛などをモチーフにして、ものの固有性を詩的に増幅させるような作品をつくってきました。なかでも独自に加工したネオン管を、場を取り込んで展示する作品は、彼の興味をよく物語っています。
 国谷はまず、ネオン管を熱して息を吹き入れ、連続した膨らみをつくります。そしてそれに配置するにあたり、本来は表に出ない変圧器やコードもあえて一緒に見せます。こうすることによって、構造をあらわにしたネオン管が、サインとしてでも照明としてでもないままで、連なった球状の光をゆらゆらと浮遊させる不思議な空間を生むのです。
 本展覧会のタイトル“Deep Projection(深い突起)”は、一見すると逆説的で意味を捉えがたいのですが、実は、展示室の高さと奥行きに国谷がどのように働きかけるかに深く関係しています。会場でぜひ、その意味について考えてみてください。
 また、当館所蔵のアルベルト・ジャコメッティ作品に呼応する形で、国谷が継続して制作しているネオン管によるシリーズ《Untitled》の新作も展示します。

注目作家紹介プログラム”チャンネル”とは
 チャンネル(channel)という単語には「海峡」や「水路」、美術館の前にもある「運河」、テレビやラジオの「チャンネル(局)」、「思考・行動の方向」、さらには何ものかとの「交信」など、様々な意味があります。そこに共通するのは「何かと何かをつなぐこと」。美術館を訪れる人と、同じ時代を生きるアーティストとがつながっていくことを願って、タイトルを“チャンネル”としました。

 

会期 2015年10月29日(木)~11月29日(日)
休館日 月曜日 (ただし、11月23日(月・祝)は開館)、11月24日
開館時間 10:00~18:00 ※金・土曜日は20:00まで (ただし、11月27日・28日は18:00まで)
観覧料金 無料
公式HP http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/channel6_kunitani/index.html
会場 兵庫県立美術館ギャラリー棟1階 アトリエ1、エレベーターホール
〒651-0073 兵庫県神戸市 中央区脇浜海岸通1丁目1-1
TEL:078-262-0901
アクセス

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