東京都現代美術館「スタジオ設立30周年記念 ピクサー展」

 

IMG_5599 [text and photo by 水谷 早希] 2016/03/30 UP

はじめに…

 ディズニー映画の中でアニメーション映画を手掛けるピクサー・アニメーション・スタジオ。30周年を迎え,世界各国で好評を博したピクサー作品世界巡回展が東京で開催されています。

公式HPhttp://pxr30.jp/
会  場東京都現代美術館
会  期: 2016年03月05日(土)~05月29日(日)
時  間: 10:00~18:00(休館日:月曜日(2016年3月21日、5月2日、23日は開館)、3月22日(火)) ※入館は閉館30分前まで

 

IMG_5666 のコピー「イントロダクション」

 展示室に入ると,ジョン・ラセターのストーリーボードや「PIXAR」ロゴのデザインの元となったなどの貴重な資料が展示されています。

 正面の壁いっぱいにそれぞれの作品のキャラクターたちが顔を出して,私たちを出迎えてくれていました。

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「ピクサー作品のつくられ方」

 1F展示室では,ピクサー映画がどのように制作されているのか,その過程を追いながら貴重な資料を見ることができます。
 トイ・ストーリーのカラースクリプトの展示では,日本出身の「堤 大介」さんが手がけられた作品も展示されており,ストーリーの空気感がスッと入ってくるような感覚にただただ圧倒されていました。

 3Fの展示室では,いくつかピックアップされた映画について,各映画を製作していく途中に作られてきた制作物が展示されていました。ラフなイメージ画でも作品の特徴をよくつかんでいて,ストーリーを感じられます。私は,世界観がストレートに伝わってくる一枚絵のドローイング作品に心打たれました。ひとつひとつの作品から感じたイメージを膨らませながら,まだ観たことのない映画作品であっても想像しながら楽しんでいました。

 

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「絵だけじゃない」

 展示会場内に入ると,その空間演出された展示スペースにわくわくします。

 1Fのわたり通路の窓ガラスには,トイ・ストーリーでおなじみのキャラクター「バズ・ライト・イヤー」が様々な表情をして展示を盛り上げてくれていますよ。
 また,作品はイラストボードだけでなく,キャラクターたちの立体作品も展示されています。

 

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 今回の展覧会のために制作された作品も展示されています。

 ゾートロープの展示では,円形に並んだトイ・ストーリーのキャラクターの3Dフィギュアが速くなったり遅くなったり,スピードを変えながら回転していました。ストロボで光を当てることで動きが一枚の絵になり,絵が変わることによって,まるでその場でキャラクターたちが動いているかのような立体アニメーションが展開されます。これは,アニメーションの原理を見せるための装置だそうで,私はとても興奮しながら見ていました。ぜひ会場にてご覧ください。

 アートスケープの展示では,巨大スクリーンにアーティストたちが生み出した絵画やドローイングの映像作品を上映しています。こだわりの迫力のある音響と,映像によるアニメーション作品です。展示室内には椅子も設置されており,映画館のように楽しむことができます。この他にも,ショートフィルムの映像作品を上映している展示室がありますので,お時間に余裕を持っての見学をお勧めいたします。

 


IMG_5662おわりに

 展示作品の多さに驚きます。ピクサーが好きな人・アニメーションが好きな人はもちろん,ショートフィルムなど誰でも楽しめる展示になっていました。私も,まだ見たことのない映画作品を,この展示に来て,観てみたくなりました。帰りに映画を借りて帰っても良いかもしれませんね。

 

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