■ 「アール・デコ・ジュエリー 宝飾デザインの鬼才シャルル・ジャコーと輝ける時代」展を観てきました!①
庭園美術館へは半年ほど前に訪れたきりだった。
ジュエリーの実物作品を前にして私は息をのんだ。
神業としか思えない実に繊細で美しい細工に釘付けになる。
特権階級の人々のみが鑑賞し、その美しさについて語り合うことができた
作品たちは神々しく輝き、そこに鎮座していた。
その輝きは、材料である金属や宝石の美しさだけではなく、
職人たちが持てる力をすべて注ぎ込んだ途方もない時間を湛え、
深みのある表情を浮かべる。
また作品だけでなく、設計図とも言えるデザイン画の精巧さにも驚嘆させられた。
紙の上に浮かび上がる作品。
輝きや立体感まで表現され、宝飾デザイナー:シャルル・ジャコーの技術の高さと
次々と作品を生みだす才能やエネルギーを感じて心を打たれた。
デザイン画と実物作品のほかに、当時のイラストレーションも展示されていた。
アールデコファッションに身を包んだ女性のイラストレーションは
展示されているジュエリー作品に当時の時代の空気を与えている。
すべての展示作品が会場である庭園美術館の落ち着いた照明や雰囲気に溶け込み
私を暖かく包んでくれ、久しぶりにつかの間の時空トリップを楽しむことができた。
<埼玉県:A.T>

