■ 美術館のもうひとつの楽しみ#12~デザイン系の展覧会で“選ぶ”センスを磨きませう

絵画展に行って「絵を描いてみよう!」と思ったり、写真展に出かけたとたん「写真が撮りたい!」と無性に感じたりします。普段忘れている心の衝動を呼び起こすのが美術館の使命であり、こうした体験を多くの観客が味わえば、その展覧会は大成功といえます。
カスティリオーニ「アルナッジオ」(月面着陸)1966 芝生で使用する椅子
もっとも“その先の一歩”が踏み出せない方には、いわゆる“デザイン系”の展覧会。例えば、森美術館の「ル・コルビュジエ展:建築とアート、その創造の軌跡」(2007年5月26日・土~9月24日・月)や写真の「ウィズチェアーズ展」などはいかがでしょう?
空間を活かした住宅や家具の配置、あるいは個性的な椅子の数々。その機能美やデザインの本質を知るには、実際に目の当たりにし、手に触れてみるのが大事。それが“物を見る目”や“選ぶ目”を磨くことになります。磨かれたセンスは、自分でクリエイトできなくても、さまざまな「買い物」という場面で大いに役立ちます! カタログやインターネットの通信販売にハマッる方、便利でも出不精は程々にして、たまには展覧会で“選ぶ”センスをキュッキュと磨いてみてはいかが? 買い物が益々楽しくなりますゼ!
Text by Sakae Ishikawa
「with Chairs ウィズチェアーズ展」
会期 2007年8月19日(日)~9月3日(月)
会場 シブヤ西武(A館7階催事場)
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