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 自由ってむずかしい? 「はみだせ太郎!《明日の神話》をもっと大きくしよう!」リポート


 画家・岡本太郎さんの大作《明日の神話》は、幅30m×高さ5.5mの巨大サイズにも関わらず、収まらずに“はみだし”ています。はみでた先はどう広がるの? その答えを一言も語らず天国に旅立たれた太郎さんに代わり、子どもたちが《明日の神話》をさらに大きくするというワークショップ「はみだせ太郎!《明日の神話》をもっと大きくしよう!」が、東京都現代美術館で行われた。 
一心不乱に絵を描く子どもたち。白紙のキャンバスが見る見る埋め尽くされていく様は壮観でした。



 絵を描くという作業に没頭する子どもたちの姿を、嬉しそうに見つめ、カメラを向けて何枚もシャッターを切り続ける平野暁臣氏(岡本太郎記念館館長)に声を掛けると「自由に何を描いてもいいと言っても、最初はためらって小さく描いてしまいます。画用紙のサイズに慣れていると、その中に収めようとしてしまうのでしょうか。“自由”って子どもにとってもむずかしいことかもしれませんね」という言葉が返ってきました。

子どもたちにお話しする平野暁臣氏(岡本太郎記念館館長)→

 印象的だった作業開始から数分間の“沈黙”。その停滞が弾け、炸裂したように“自由”に絵を描いていく子どもたちに、太郎さんが語らずにおいた大切な“何か”を見た気がしました。子どもたちが描いた《明日の神話》を見て、今度はオトナたちが弾ける番です!
TEXT by Sakae Ishikawa

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