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 セザンヌの第1回印象派展出品作の値段は300フラン。それって今だといくら?


1874年の第1回印象派展に、ポール・セザンヌは3点の作品を出品。
そのうちの1点「首吊りの家」が、300フランで売れたというのは有名な話。
現在、もしもこの絵がオークションに出されたら、30億円くらいするという。
133年前のパリでは、300フランっていうのはどのくらいの価値があったのだろう。

← ポール・セザンヌ 《首吊りの家》
  油彩:カンヴァス、1873年頃 55×66cm
  オルセー美術館、パリ (イザック・ド・カモンド伯遺贈) Photo RMN-H.Lewandowaski


Art innSNS『インプレ』で始まった「ポール・セザンヌ コミュニティ」からの情報によると、フランスでは1873年に金本位制が始まり、その時点で1フラン=金0.31gだったそうだ。
 
 現在の金相場は1g=約2800円。
 そのレートで計算すると、当時の1フランは868円。
 300フランだと、26万円ちょっととなる。

ちなみに、1874年の第1回印象派展の入場料は1フランで、約3500人の来場者があったという。(当時のサロン=官展は40万人もの来場者があったそうだ!)
「首吊りの家」はその後、美術愛好家のヴィクトル・ショケが買い取り(この数年後にセザンヌが描いたショケの肖像画も有名)、ショケのあとは、有名な収集家のイザック・ド・カモンドの手に移り、彼の遺贈で1911年にルーブル美術館へ。そして1914年から現在まではオルセー美術館にある。

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