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 紫禁城を撮影した写真師「小川一真」ってどんな人?

小川一真 小川益子蔵 

「紫禁城」の存在を、ベルナルド・ベルトルッチ監督作品『ラストエンペラー』(1987年)を通して知った方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
坂本龍一の有名すぎるテーマ曲をバックに、壮大且つ荘厳な紫禁城の姿が華麗に浮かび上がります。
現在は、ユネスコの世界遺産にもなっており、「故宮博物院」として観光名所になっているようです。

そこで、清朝が滅びる直前の1901年に、その姿を撮影した日本人写真師「小川一真」とは、一体どんな人なのでしょうか?



『清国北京皇城写真帖』東京帝室博物館編纂
撮影:小川一真、発行所:小川一真出版部、1906年刊より 乾清宮、撮影:1901年 コロタイプ印刷





『清国北京皇城写真帖』東京帝室博物館編纂 撮影:小川一真、発行所:小川一真出版部、1906年刊より 太和殿宝坐、撮影:1901年 コロタイプ印刷

さっそく、プロフィールを追ってみましょう。

小川一真(おがわかずまさ)

写真師 1860-1929
幕末の忍藩(現埼玉県行田市)に生まれる。明治15年(1882)にボストンに単身留学し、コロタイプ印刷術や乾板製造法を修得。帰国後プロの写真師として活躍。数多くの名所、風俗、文化財をはじめ、日清・日露戦争、明治天皇の大喪の礼など、近代国家に生まれ変わる日本を、その都度写真に収めた。写真印刷を日本に普及させ、写真乾板の国産化を試みるなど、日本の写真文化の発展に多大な業績を残す。前の千円札に描かれていた夏目漱石も小川の撮影

なんと夏目漱石のお札の写真も撮影していたのですね!(驚)
小川一真は、日本の歴史の節目節目をカメラに収めた、偉大なる歴史の証人だったのです。

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