■ [アートなサプリ]OL U-子 「膠」はなんて読むでしょう?
問題でーす。
今回のタイトルは何と読むでしょう!
・・・そうです。「にかわ」と読みます。
日本画やテンペラでおなじみの「にかわ」、その正体とは?
膠は魚類や動物(牛とか鹿など)の皮革や骨を煮て抽出した天然の接着剤。
これを精製すると「ゼラチン」になるそうです。(主成分はたんぱく質)週末に画材屋さんで膠をリサーチ。
形も色々で、棒状のもの(三千本膠)、粒状のもの、液体のもの(鹿膠と書いてあった)。
匂いは嗅いでいませんが、原材料を考えると、制造中は臭いそう・・・。
使い方は、棒状や粒状のものは、水でふやかしてから火にかけて、溶かして液体にするそうですよ。
沸騰させては×。できあがったものを漉して使うそうです。
日持ちはそんなによくないみたいで、腐っちゃうらしい。
ということは、一度に沢山は作れない。
日本画やテンペラの製作が大変なこと!
絵を描くためには、この膠を何度も何度も煮る作業をしなくてはならない!
下準備のとても地味な作業だけれど、この丁寧で繊細な仕事が、芸術作品を支えているんですね。
やっぱり奥が深いな~。
[text by OL U-子,illust by A-子]

