トップ[アートなサプリ] OL U-子バックナンバー2008年11月>[アートなサプリ]OL U-子 読書の秋 黒田清輝とマンガ
 [アートなサプリ]OL U-子 読書の秋 黒田清輝とマンガ


黒田清輝の作品は教科書でもおなじみ。
美術の教科書もそうだけど、日本史の教科書にもよく出ている。



もう10年ぐらい前になる。
マンガっ子の私は書店で一冊の漫画を見つけた。
作者は「一ノ関 圭」、「ランプの下」というタイトルの作品集だった。

作者の一ノ関氏は芸大卒らしい。
1970年代から80年代にかけてビックコミックを中心に作品を発表していたので、
もしかしたら、現総理もお読みになったに違いない。

「ランプの下」に収められている「裸のお百」という作品がある。
黒田清輝の作品「智・感・情」などのモデルを務めた女性のお話。
当時の裸体を描いた作品はご法度だったし、モデル探しの大変さなどがよーくわかる作品だ。

別の作品集「茶箱広重」に収録の「茶箱広重」は二代目広重のお話。
広重一門の後継者問題が出てきて、絵師もなかなか大変だったみたいだ。
(ちなみに、北斎は杉浦日向子氏「百日紅(上・下)」が詳しい。)

絵もすばらしくストーリーも素晴らしいこの2つの作品集、ちょっと前に文庫化されたとか。

芸術家たちの世界を垣間見ることができる、そんな2冊。
読書の秋にいかが~?(マンガですけど)

[text by OL U-子,illust by A-子]


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
Art inn美術館一覧:黒田記念館コチラ