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 大阪市立美術館「生誕120年 小野竹喬展」
奥の細道句抄絵・暑き日を海にいれたり最上川 1976(昭和51)年 京都国立近代美術館
 小野竹喬生誕120年にあたる本年、あらためてその生涯を代表作100点余りとスケッチにより顧みます。
  • 会 期
    • 2009年11月3日(火・祝)~12月20日(日)
  • 休館日
    • 月曜日(ただし11月23日は開館)、11月24日(火)

奥の細道句抄絵・暑き日を海にいれたり最上川 1976(昭和51)年 京都国立近代美術館

開館時間

午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

観覧料

一般1,200円(1,000円)、高大生900円(700円)
中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方、大阪市内在住の65歳以上の方は無料〔要証明(原本に限る)〕
※カッコ内は、前売り・20名以上の団体料金
奥入瀬の渓流 1951(昭和26)年 東京都現代美術館

 

 小野竹喬の風景画は、明るく清澄な画面に、光の変化や季節のかすかなうつろいまでもが表わされています。そして一年のうちのある季節、一日のうちのある時間という一端を描きながら、その作品は、自然が絶えず変化し、めぐるという普遍へと私達の思いを至らせます。

 1889(明治22)年、現在の岡山県笠岡市に生れた小野竹喬は、14歳で瀬戸内海に面した故里を後にし、京都の竹内栖鳳に師事しました。

 75年間の画業を通し、日本の自然の美しさを描き続けた竹喬ですが、<竹橋>の雅号を用いていた初期には西洋絵画への関心が強く見られ、大正10年(1922)から翌年にかけての渡欧を機に、「線」による表現へと方向を変えます。やがて南画への憧れが強まる昭和前期を経て、戦後は『奥の細道句抄絵』に代表される象徴的な表現へと画風は変化しました。そして最晩年に至って、墨彩画への挑戦を試みました。

 竹喬の自然を見つめるまなざしや表現の探求は、1979(昭和54)年に89歳で亡くなるまで変わることがありませんでした。小野竹喬生誕120年にあたる本年、あらためてその生涯を代表作100点余りとスケッチにより顧みます。


□ 関連イベント

■講演会
時間:いずれも午後1時30分~3時
場所:大阪市立美術館1階 講演会室
定員:150名 (当日、午後1時より先着順で整理券を配布します。)

※ 聴講は無料ですが、本展の観覧券が必要です。

・11月7日(土)
竹喬がめざした静寂の境地

講師:上薗 四郎 氏(笠岡市立竹喬美術館館長)

・11月28日(土)
小野竹喬の風景画~写実から象徴へ

講師:島田 康寛 氏(美術評論家、立命館大学文学部教授)

■コンサート
時間:午後1時30分~、午後3時~(いずれも30分程度)
会場:大阪市立美術館1階 中央ホール

※いずれも鑑賞は無料ですが、本展の観覧券が必要です。

・11月14日(土)
Quartett Passoによる弦楽四重奏

演奏:京都市立芸術大学メンバー

・12月5日(土)
野島玲菜・春木浩子によるサクソフォン&ハープ


・12月12日(土)
宮西央子によるソプラノ独奏

奥入瀬の渓流
1951(昭和26)年
東京都現代美術館
樹間の茜 1974(昭和49)年 笠岡市立竹喬美術館
樹間の茜
1974(昭和49)年
笠岡市立竹喬美術館
奥の細道句抄絵・田一枚植ゑて立ち去る柳かな 1976(昭和51)年 京都国立近代美術館
奥の細道句抄絵・
田一枚植ゑて立ち去る柳かな
1976(昭和51)年
京都国立近代美術館

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