■ 松岡美術館「吉祥のうつわ展 中国陶磁にみる祝い寿ぐ文様の世界」

五彩花鳥文盤 景徳鎮窯
清時代・康煕年間(1662-1722)
■ 現在、私たち日本人が身の回りの吉祥文様としてすぐ思い浮かぶのは、松竹梅や鶴亀をあらわした意匠でしょう。お正月や結婚式といった「ハレ」の場を飾り、祝い寿ぐ文様として最もポピュラーなものであり、お正月に門松や正月飾りなどで目にされた方も多いと思われます。わが国では、そうした松竹梅や鶴亀をはじめ、七福神や宝尽しなどといった吉祥文様が、おめでたいしるしとして古来より様々な美術工芸品にあしらわれ、豊かな展開をみせてきました。
そのようなわが国の伝統的な吉祥文様も、実は多くは中国にその起源を求めることができます。また、日本の吉祥文様には見られない中国固有の吉祥文様も、さらに多く中国の文物などにみることができます。
- 会 期
- 2010年1月5日(火)~4月18日(日)
- 休館日
- 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
開館時間
午前10時~午後5時(入館は4時30分まで)観覧料金
一般800円 / 65歳以上・障害者700円 / 中高大生500円(20名以上の団体は各100円引)
松岡美術館の創立者松岡清次郎 (1894-1989) が蒐集した中国陶磁コレクションは、洗練された鑑賞陶磁コレクションとして知られ、主に後漢時代から清時代までの中国陶磁史をほぼ網羅できる内容となっております。このたび松岡美術館では、「吉祥のうつわ」展と題し、日本の吉祥文様にも大きな影響を与えた中国の吉祥文様に焦点をあて、館蔵品より宋時代から清時代までの中国陶磁器を選んでご紹介し、中国の人々がやきものの文様に込めた意味や願いに迫るものです。
□ 同時開催
「華麗なる花鳥画の世界展」
会場:展示室5 前期:1月5日(火) ~ 2月21日(日) 後期:2月23日(火)- 4月18日(日)
近代の息吹にあふれた明治の大家から現代作家の額装作品まで、前・後期あわせて館蔵の日本画約30点による構成です。
「ヴィクトリア朝絵画展」
会場:展示室6 1月5日(火)~4月18日(日)
英国ヴィクリア朝(1837-1901)を中心に写実的な風景画や愛らしい少女などを館蔵品より出品します。
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