■ 滋賀県立近代美術館 開館25周年記念「シュウゾウ・アヅチ・ガリバー EX-SIGN(エクス・サイン)」展

■ 初の包括的な個展となる本展は、初期作品から最新作へと至る約120点により、戦後美術に独自の位置を占めるその芸術を一望するものです。
シュウゾウ・アヅチ・ガリバー「“態度”のためのドローイング#1」 2005年 鉛筆、紙 788x545mm 個人蔵
- 会 期
- 2010年 2月27日(土)~4月11日(日)
- 休館日
- 毎週月曜日(ただし3月22日(月・祝)は開館、翌3月23日(火)は休館)
シュウゾウ・アヅチ・ガリバー「“態度”のためのドローイング#1」 2005年 鉛筆、紙 788x545mm 個人蔵
開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)観覧料金
一 般 850円(650円)、高大生 600円(400円)、小中生 400円(300円)( )内は前売および20名以上の団体料金
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シュウゾウ・アヅチ・ガリバー(本名:安土修三)は1947年、現在の滋賀県大津市に生まれました。高校時代より手探りでハプニングなどの美術活動を始め、さらに大学の哲学科在籍中に出会ったマルセル・デュシャンの作品集から大きな影響を受けます。 1967年上京し、スクリーンの内と外とが交錯するかのような実験的な映画作品を発表した後、1973年より代表作'Body Contract(肉体契約)'に着手します。作家の死後肉体を80の部位に分割し、特定する執行グループを通じて特定された80人の保管に委ねようとするプロジェクトであり、作家にとって大きな転機となった作品です。1984年には作家が「立つことができる」「座ることができる」「横たわることができる」空間の容積にそれぞれ対応した、三つの直方体からなる構造体の内部で240時間を過ごすパフォーマンス'De-Story'を発表します。また90年代に入る頃より、DNAを構成するたった4つの塩基(アデニン、チミン、シトシン、グアニン)の組み合わせであらゆる生物を規定しうるという考え方に興味を持ち、その頭文字ATCGを用いた作品を精力的に制作しました。一方、70年代以来の「かたち」や「しるし」をめぐる関心は、近作'EX-SIGN'シリーズでさらなる展開をみせつつあります。 その幅広い関心を反映して、作品はドローイングやインスタレーション、パフォーマンスなど非常に多岐にわたっていますが、すべては存在や自己に対する独自の問いかけや、あらゆる既成の枠組みを自明とせず、より根源的な問題へと肉薄する姿勢によって貫かれています。90年代以降は主にヨーロッパで活動しており、その全貌はいまだに謎に包まれているといってよいでしょう。 □ 出品作品 約120点を予定 |
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| シュウゾウ・アヅチ・ガリバー 「重量(人間ボール)」 1978年 ステンレススチール 半径116mm |
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| シュウゾウ・アヅチ・ガリバー 「甘い生活1995 / A.T.C.G. / インターコース」 (東京バージョン) 1993-95年 インスタレーション、ミクストメディア サイズ可変 |
□ 会期中の催し
■レクチャー「新ガリバー旅行記」
日 時 3月14日(日) 14:00-
講 師 横山 正(東京大学・情報科学芸術院大学名誉教授)
会 場 本館講堂(聴講無料)
■ シンポジウム「都市の横断──記号の彼方へ」
日 時 3月21日(日) 14:00-
パネリスト 小林康夫(東京大学大学院教授、UTCP)
門林岳史(関西大学助教)
平倉 圭(アーティスト、UTCP研究員)
会 場 本館講堂(聴講無料)
共 催 UTCP(東京大学グローバルCOE 共生のための国際哲学教育研究センター)
■ アーティスト・トーク
日 時 3月28日(日) 14:00-
講 師 シュウゾウ・アヅチ・ガリバー
会 場 本館講堂(聴講無料)
■ キュレーターズ・トーク
日 時 2月27日(土)、28日(日) いずれも13:00-
講 師 山本淳夫(本館主任学芸員)
会 場 企画展示室(要観覧券)
★毎日、午後1時から美術館サポーターによるギャラリートークを行います。
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