■ 世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館 収蔵品展 「ドキュメント 素描する宮本三郎 1950’S写真家・中村立行による」

《(裸婦)》1954年
■ 本展では、洋画家・宮本三郎(1905[明治38]年-1974[昭和49]年)が多様な人物表現を追及した作品とともに、その制作風景を撮影した中村立行(1912[大正元]年-1995[平成7]年)の写真を併せてご紹介します。
- 会 期
- 2010年4月1日(木)~7月25日(日)
- 休館日
- 毎週月曜日(ただし祝休日の場合は開館、翌日休館)、5月6日(木)は休館
開館時間
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)観覧料金
一般200円(160円)、大・高生150円(120円)、中・小生、65歳以上、障害者の方(一般)100円(80円)※ ( )内は20名以上の団体料金。中・小生は土・日・祝休日、夏休み期間は無料。
障害者で小・中・高・大学生、および障害者の介護者(当該障害者1名に付き、1名に限る)は無料。
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| 《画室の裸婦》1954年 | 《描く宮本三郎》1954年 (撮影:中村立行、個人蔵) |
1950年代、宮本はアトリエの中だけでは捉えきれない、より「生きた人間像」を求めて、様々な生活環境に足繁く通い、素描を試みました。その様子は、美術雑誌『アトリエ』1956年1月号で、「素描による人間追求」と題し特集され、そこでは、その現場を撮影した中村立行の写真も掲載されました。
中村立行は、写真による造形的なヌード表現を目指す一方、雑誌『アトリエ』での宮本をはじめ、林武や三岸節子など、同時代の洋画家たちのアトリエを撮影しており、それらは制作中の画家を間近でとらえた、貴重なドキュメントとなっています。
楽屋のダンサーや、施設で日々を送る老人、路上で働く人々―。宮本が様々な人々を凝視し、素描という実践を重ねた成果は、その後1960年代の油彩による《浅草の踊り子》シリーズへと展開しました。
画家がモチーフを見出す瞬間。その鋭い眼差しを克明に撮影した記録写真とともに、宮本三郎の制作の現場と、その軌跡を辿りたいと思います。
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