■ 三菱一号館美術館 開館記念展<Ⅰ>「マネとモダン・パリ」
■ エドゥアール・マネ(1832-1883)は、後に「印象派」となる画家たちだけでなく、後世の芸術家たちに決定的な影響を与えた、近代絵画史上最も重要な画家のひとりです。日本でもよく知られ、深く愛されている画家ですが、その作品を国内で見る機会は非常に限られています。
今年4月に東京・丸の内にオープンする三菱一号館美術館の開館記念展となる本展は、マネの芸術の全貌を、当時のパリが都市として変貌していく様子と結びつけながら、代表的作品により展覧しようとするもので、マネの油彩、素描、版画80点余が出品されます。また、同時代の作家たちの油彩、建築素描、彫刻、写真など約80点もあわせて展示し、マネが生きたパリの芸術的な背景も紹介します。日本でマネの作品をまとまった形で見ることができる貴重な機会です。どうぞ、ご期待ください。
エドゥアール・マネ《すみれの花束をつけたベルト・モリゾ》オルセー美術館 1872年 © RMN (Musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by DNPartcom
今年4月に東京・丸の内にオープンする三菱一号館美術館の開館記念展となる本展は、マネの芸術の全貌を、当時のパリが都市として変貌していく様子と結びつけながら、代表的作品により展覧しようとするもので、マネの油彩、素描、版画80点余が出品されます。また、同時代の作家たちの油彩、建築素描、彫刻、写真など約80点もあわせて展示し、マネが生きたパリの芸術的な背景も紹介します。日本でマネの作品をまとまった形で見ることができる貴重な機会です。どうぞ、ご期待ください。
- 会 期
- 2010 年4月6日(火)~7月25日(日)
- 休館日
- 毎週月曜日 ※ただし5月3日(月・祝)、7月19日(月・祝)は開館
エドゥアール・マネ《すみれの花束をつけたベルト・モリゾ》オルセー美術館 1872年 © RMN (Musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by DNPartcom
開館時間
水・木・金 10:00~20:00火・土・日・祝 10:00~18:00
※ただし入館は閉館の30分前までとする。
観覧料金
日時指定/当日一般(大人):1,500円/1,500円
高校・大学生:1,000円/1,000円
小・中学生: 500円/500円
※日時指定券は、混雑時でも優先的に入場できるチケットです。販売期間:4月6日(火)~7月16日(金)
■ 当日券
・販売期間:4月6日(火)~7月25日(日)
■ 日時指定券
・販売期間:4月6日(火)~7月16日(金)
日時指定券はオンラインでご購入いただけます。
詳しくは三菱一号館美術館HPからどうぞ。
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□ エドュアール・マネの現在 -開館記念展に寄せて 三菱一号館美術館館長 (本展コミッショナー)高橋明也 19-20世紀の近代美術の成立を考えるとき、マネが果たした役割は決定的でした。レアリスムを基調に、ベラスケスなど過去の巨匠たちの作品を研究・引用し、さらに日本美術や新しい印象派の技法を援用するなどしてマネが実現した作品世界は、新しい近代の市民社会の現実を鏡のように映しこんだ斬新なものだったのです。マネに続く画家たちは皆、マネ芸術の成果をさまざまな形で受け止めました。モネやルノワールなど、マネより少し若い印象派世代の画家、セザンヌ、ゴーガンといったポスト印象主義の人々、さらにピカソを筆頭に、20世紀のポップ・アートやヌーヴォー・レアリスム、そしてさらにポスト・モダンの作家たちの多くも、マネが開拓した地表なしでは存在しなかったでしょう。 しかし、僅か51歳で逝去したこの画家の回顧展の開催には、常に困難を伴うのが現実です。なぜなら、マネは本来決して多作ではなかった上に、貴重な代表作の多くは欧米の著名美術館の「目玉」となっていて、それらを借り出すことは大変に難しいためです。世界的にみても、1983年にパリとニューヨークで開かれた大規模な没後100年展以降、この画家に関する展覧会は数えるほどしか開かれていませんし、我が国においてもマネに焦点を当てた企画は稀です。今回、三菱一号館美術館の開館記念展として、この画家を選んだことには大きな意味があります。それはマネこそが近代都市パリの成熟期にあって街を心から愛し、都市生活そのものを滋養として制作した芸術家であり、他方、新しく出発する美術館もまた、あらゆる意味で都市と共に生き、成長していこうとしているからです。 長い準備期間を経て実現された本展「マネとモダン・パリ」は、西欧の重厚な絵画伝統を新しい時代にふさわしい形に変換させた、この類稀な芸術家の代表的作品を編年的に辿る、回顧展の形式をとっています。そして同時期に制作を重ねていた作家たちの作品を併設することで近代の都市文化と芸術の接点を探るという、複眼的な構想をもつ展覧会となっています。(三菱一号館美術館HPより) |
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