- 会 期
- 2010年4月29日(木)~2010年8月31日(火)
- 休館日
- 毎週月曜日(ただし、5月3日、7月19日、8月9日、8月16日、8月30日は開場)
5月6日、7月20日
- 毎週月曜日(ただし、5月3日、7月19日、8月9日、8月16日、8月30日は開場)
ヤン・ファーブル 《私自身が空(から)になる(ドワーフ)》2007年 ADギャラリー 絵画:ロヒール・ファン・デル・ウェイデンの原画に基づく《ブルゴーニュ公、フィリップ善良公 (1396-1467)の肖像》 ルーヴル美術館絵画部門、MI818 photo: Attilio Maranzano © Angelos / Jan Fabre
開館時間
10:00~18:00 (金・土曜日は20:00まで) ※チケットの販売は閉場30分前まで観覧料金
<当日>一般=1,500円/大学生・65歳以上=1,200円/小中高校生=600円
<前売・団体>
一般=1,200円/大学生=1,000円/小中高校生=500円
現代美術シーンにおける彫刻的表現で秀逸な活動を展開する2人の作家―ヤン・ファーブルと舟越桂―をとり上げ、彼等が共通の背景として持つ宗教概念を象徴的に示す歴史的作品(フランドル絵画の宗教的図像、狩野芳崖、河鍋暁斎の観音図等)とともに展観する大規模な二人展。
本展は、ルーヴル美術館で近年話題となった企画(「変貌の天使」展、2008年)を参照し、同展企画者のマリー=ロール・ベルナダック氏をゲスト・キュレーターとして迎えて立ち上げる共同企画展である。 ベルギーに生まれたヤン・ファーブルは、1980年代より、昆虫や動物の死骸、剥製、血や塩といった素材を作品に取り入れ、人間の生と死、精神性、宗教性を問うてきた。演劇やパフォーマンスなど多岐に渡るファーブルの表現世界は、キリスト教文化や思想という西洋の精神性の現代的解釈・批評そのものである。
一方、舟越桂は一貫してクスノキによる木彫を手がけ、人間の姿を表現し続けている。作品全体には、のみ痕の力強さとともに繊細さが調和し、独自の表現世界が確立されている。初期に聖母子像などの聖人像を手掛けた舟越は、その後の人物表現においても超越性、精神性に満ちた木彫世界を創出してきている。近年ではスフィンクスというモチーフも加わり一層多様性を増す舟越の作品世界は、仏教彫刻の伝統をも内包する宗教性に満ちた表現である。
ファーブル自身のルーツであるフランドルで生まれたフランドル絵画の宗教的図像をひとつの核としてファーブルの造形表現を俯瞰することによって、ファーブルの作品世界の背景にあるキリスト教文化や精神性との関係性を問い、日本における西洋近代主義受容の様相や展開を象徴的に示す狩野芳崖、河鍋暁斎の観音図をもうひとつの核として舟越の作品世界を俯瞰することによって、舟越の作品世界に息づく独特の日本的宗教観を問う。
![]() 舟越桂《森の奥の水のほとり》 2009年 西村画廊蔵 撮影:渡邉修 © Katsura Funakoshi |
□ 関連事業 |
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
●Art inn美術館一覧:金沢21世紀美術館はコチラ



展覧会スケジュールや交通アクセスなどの
詳細はArt inn携帯サイトでチ
ェック!!
http://www.mb.art-inn.jp