
エミール・クラウス
《刈草干し》1896年
油彩・キャンヴァス
個人蔵
- 会 期
- 2010年9月4日(土)~10月24日(日)
- 休館日
- 開催期間中無休
開館時間
10:00~19:00(入館は18:30まで)毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
観覧料金
当日/前売・団体一般:1,400円/1,200円
大学生・高校生:1,000円/800円
中学・小学生:700円/500円
*団体は20名様以上。要電話予約(申込み先:Bunkamuraザ・ミュージアムTel.03・3477・9413)
*学生券をお求めの際は、学生証のご提示をお願いいたします。※小学生は除く
*障害者手帳のご提示で割引料金あり。詳細は窓口でお尋ねください
![]() エミール・クラウス 《夏の夕暮れ》1895年 油彩・キャンヴァス 個人蔵 |
![]() ギュスターヴ・ヴァン・ド・ウーステイヌ 《春》1910年 油彩・キャンヴァス 個人蔵 |
19世紀末から20世紀初頭にかけて、ベルギー北部のフランダース(フランドル)地方 にある村シント・マルテンスラーテム(以下ラーテム村)には、フランダースの芸術家が
移り住み、質の高い豊かな創作活動が展開されました。
このような芸術家のコロニーは、19世紀半ばからヨーロッパ各地で見られたもので、フ ランスのバルビゾンやドイツのヴォルプスヴェーデ、ロシアのアブラムツェヴォなどもこれに
あたります。その背景には、産業革命が進展し生活環境が変わる中、芸術家が膨張 する都市の喧騒を離れて、のどかな田園の中に制作の場を求めたことがありました。
ラーテム村は、フランダースの古都ゲントの近郊にある小さな村です。緑豊かな大地 の中央にはレイエ川が蛇行しながらゆっくりと流れ、現在ではフランダースの人々が
最も住みたい土地の一つとなっています。ここに芸術家のコロニーが誕生したのは、 村の美しさと村人の素朴さに加えて、コロニーに参加した多くの画家の出身地であっ
たゲントから至近距離にあった点もあげられます。それはパリとバルビゾンの関係と 同じでした。
本展はラーテム村で制作した芸術家の89点の作品を、時代を追って3つの世代に分 けて紹介します。象徴主義、印象主義、表現主義と様式は異なっても、彼らはみなこ
の村を愛し、のびのびと制作し、互いに交流しました。フランダースの光の「光」とは、 田園の中に芸術家たちが見出したフランダースの輝きであると共に、彼らの魂の解放を意味し、それぞれの光る個性を表しているのです。
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