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 東京国立近代美術館で「特別公開 横山大観《生々流転》(重要文化財)」を開催中
 
横山大観《生々流転》1923年(展示風景)「特別公開 横山大観《生々流転》(重要文化財)」が、東京国立近代美術館で2007年1月2日(火)~3月4日(日)まで開催中。
横山大観《生々流転》1923年(展示風景)

「特別公開 横山大観《生々流転》(重要文化財)」
横山大観《生々流転》1923年(展示風景)
横山大観《生々流転》1923年(展示風景)

 所蔵作品展「近代日本の美術」では、今回1F特設ギャラリーにて、横山大観(1868-1958)の長大な画巻《生々流転》(重要文化財)を特別公開いたします。2002年のリニューアル開館後初めての全長40メートル一挙公開です。壮大なスケールを持つ《生々流転》の魅力をぜひご堪能ください。
 また同じ1F特設ギャラリーでは、併せて当館所蔵作品を中心とした大観の他の作品を展示いたします(一部展示替があります)。4F~2Fの所蔵作品展とともに、どうぞご覧ください。

開催期間
2007年1月2日(火)~2007年3月4日(日)
開館時間
午前10時から午後5時
金曜日は午後8時まで
(入館は閉館30分前まで)
休館日
月曜日、ただし、2月12日は開館、翌日(火)休館
観覧料
一般 420円(210円) 大学生130円(70円) 高校生70円(40円)
( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。 中学生以下、65歳以上および障害者(付添者は原則1名まで)の方は無料です。
それぞれ入館の際、生徒手帳、健康保険証、運転免許証、障害者手帳等をご提示ください。
*本展の観覧料で、当日に限り、「柳宗理―生活のなかのデザイン―」(2F、ギャラリー4)もご覧いただけます(1月19日~3月4日)。
◆ 無料観覧日(所蔵作品展および「柳宗理 ―生活のなかのデザイン―」のみ)
2月4日(日)、3月4日(日)

電話
03-5777-8600(ハローダイヤル)
開催場所
東京国立近代美術館 1F特設ギャラリー
千代田区北の丸公園3-1
交通案内
東京メトロ東西線竹橋駅1b出口徒歩3分


Editor's review

 とにかく長い。細長いフロアのずぅーっと向こうまで続いている。横山大観《生々流転》1923年 は、全長40mにもおよぶ。この大作は、大自然の中で、人々や動物たちの暮らしと共にある、“水の一生”を表している。

 右から左へと展開するこの物語は、山間から一滴の水が生まれ、様々な旅をし、やがて龍となって天に昇っていくところまでが描かれているが、この先にさらに物語が続いていきそうに思える。細かいストーリーは違っても、きっと際限なくこのサイクルを繰り返していくのだろうなという予感をさせる。

 また、ほかの場面で見られるような鹿や猿や鳥、漁師や旅人の姿が見当たらない、幕間のような場面にこそ、なにか奥ゆかしい情緒を感じてしまう。木々の生い茂った山々、茫漠たる海のさざなみ、河口に近いごつごつとした岩場。そんな何事も無い場面にも、連綿と水は流れているのだ。その何事も無さが、私にはとてもリアルに感じられた。


[text by Junko Matsuda]

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