トップ最新展覧会情報バックナンバー2007年3月>青森県立美術館で「工藤甲人展 ― 夢と覚醒のはざまに―」開催中
 青森県立美術館で「工藤甲人展 ― 夢と覚醒のはざまに―」開催中
 
工藤甲人展 - 夢と覚醒のはざまに- 卒寿を越え、なお精力的な制作活動を続ける弘前市出身の日本画家、工藤甲人(1915年~)。新たな日本画の創造を目指し、独特の心象イメージを生み出した創作の歩みを回顧する展覧会が、青森県立美術館で開催中だ。  初期作品から現在に至るまで代表作を一堂に集め、鳥や木、女性像など、神秘的なモチーフを描く繊細かつ大胆な作品を鑑賞できる。




青森県立美術館
開館記念展 第3弾

工藤甲人展 -夢と覚醒のはざまに-」
会期
2007年年3月21日(水)~5月6日(日)
※4月9日(月)を除き会期中無休
会場
青森県立美術館企画展示室
観覧料金
一般1100(1000)円、高大生700(600)円、小中生300(250)円
※( )内は前売および20名以上の団体料金
問合わせ先
青森県立美術館内工藤甲人展実行委員会
℡017-783-5242

展示内容
工藤甲人の1950年代の初期作品から現在に至る作品
吉岡堅二、福田豊四郎ら1950年前後の創造美術展出品作品
工藤甲人の人と芸術が理解できるような制作記録・下絵等の二次的な資料など約80点

展覧会の見どころ
 1950年から2006年現在に至るまで、56年間の工藤甲人の仕事のほぼ全貌を紹介
 ・工藤甲人が活動の舞台とした創造美術、新制作協会、創画会の各展覧会への出品作品をほぼ網羅
  (参考:過去の大規模な展覧会「画業50年 工藤甲人展―夢幻の彼方から」1991年 平塚市美術館他)
 工藤甲人の戦後の再出発点となった第3回創造美術展の入選作『蓮』(1950年)とともに吉岡堅二、福田豊四郎の第3回創造美術展出品作品等も併せて展示
 ・新しい日本画の創造をめざした「創造美術」を結成する原動力となった吉岡堅二(1906~1990、東京生)、工藤甲人の師でもあった福田豊四郎(1904~1970、秋田県小坂町生)の作品展示
 工藤甲人の知られざる創作過程を探る
 ・制作記録、下図等も併せて展示

工藤甲人 略歴
1915年
弘前生まれ
1934年
川端画学校日本画科入学
1951年
第1回新制作協会日本画部新作家賞
1956年
第6回新制作協会日本画部新作家賞
1964年
新制作協会日本画部(現創画会)会員
1988年
芸術選奨文部大臣賞
1989年
勲四等旭日小授章受章
1992年
毎日芸術賞受賞
1996年
弘前市名誉市民
同年
「渇仰する麦たち」大英博物館収蔵     
現在創画会会員 東京芸術大学名誉教授 平塚市在住



工藤甲人 《蓮》 1950


工藤甲人 《明・暗》 1960


工藤甲人 《秋の蝶》 1966


工藤甲人 《夢と覚醒》1971


工藤甲人 《北海のアフロディーテ》 1990