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 千總コレクション 京の優雅~小袖と屏風~

会期
2007年7月28日(土)~9月2日(日)
会場
茨城県天心記念五浦美術館
開館時間
9:30~17:00(入館は16:30分まで)
休館日
月曜日(ただし8月13日[月]は開館)



弘治元年(1555)に創業した千總(ちそう)は、450年余の歴史を誇る京友禅の老舗である。
弘治元年といえば、戦国の世で、上杉謙信と武田信玄の両雄が想相対した川中島の合戦の年にあたる。
はじめ法衣商を営んでいた千總が、友禅染の小袖を手掛けるようになったのは、江戸時代中頃。絵模様を自由に染められる友禅染の開発によって、小袖の文様表現は一層華やかなものとなった。
明治以降も、千總は新しい材料や技法を取り入れる一方、京都画壇の重鎮たちに友禅の下絵を依嘱してデザインの刷新に取り組み、京友禅に新風を吹き込んでいく。
このような中、千總は優れた染織作品を創るための環境づくりとして、江戸時代から明治にかけての小袖や、京都を中心に活躍した画家たちの絵画を収集してきた。これらの作品は、老舗ならではの高い美意識を反映したものといえる。
今回の「千總コレクション 京の優雅~小袖と屏風~」展では、千總コレクションの中から、染めや刺繍を豪華に施した小袖や、円山応挙《保津川図屏風》(重要文化財)をはじめとする絵画の優品とともに、友禅染の見本裂や下絵など142点を紹介する。
夏の一日、爽やかな五浦の海風とともに、京都を舞台に花開いた華やかで優雅な美の世界を楽しめるだろう。


展示作品(142点)
<主な作品>
・《白綸子地瓶垂れ文様小袖》江戸時代前期(17世紀中期-後期)
・《紅縮緬地流水に花筏文様打掛》江戸時代後期(18世紀末期-19世紀初期)
・円山応挙《保津川図屏風》寛政7年(1795)【重要文化財】
・円山応挙《写生図巻(乙巻)》明和7年~安永元年(1770-72)【重要文化財】
・岸 竹堂《大津唐崎図屏風》明治9年(1876)
・神坂雪佳《元禄舞図屏風》明治時代末期~大正時代(20世紀初期)
※会期中、展示替えあり
茨城県天心記念五浦美術館のホームページはコチラ

千總(ちそう)について
創業者は 千切家西村与三右衛門。 現在の当主は 十五代西村總左衛門。 ちそうの名は 千切の「千」と總左衛門の「總」に由来している。 ちそうの紋は 滕(千切)に橘、菊、藤の花をあしらったもの。 高い格と品を備えた反物をそろえ、全国の百貨店・呉服店に販路を持つ。
千總資料館には、膨大な衣装関連の美術品や資料が収蔵され、その一部は千總ギャラリー(本社2階)や貸出先の美術館で展示されている。
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