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 金沢21世紀美術館「パッション・コンプレックス: オルブライト=ノックス美術館コレクションより」
ジリアン・ウェアリング  《17歳の自画像、アルバムより》 2003 デジタル・プリント  オルブライト=ノックス美術館蔵 Charles Clifton Fund, 2004 (c) Gillian Wearing Courtesy: Maureen Paley, Londonジリアン・ウェアリング 《17歳の自画像、アルバムより》 2003 デジタル・プリント
オルブライト=ノックス美術館蔵
Charles Clifton Fund,
2004 (c) Gillian Wearing Courtesy: Maureen Paley, London


アメリカのバッファローにあるオルブライト=ノックス美術館は、常にコンテンポラリー、すなわち「今」を映し出すアーティストの作品を収集し、壮大なコレクションを築いてきた美術館です。
本展では、現代社会の日々の生活の中で、錯綜する人間の心理、揺れ動く感情の領域を、果敢に映し出そうと試みる15 人の作家を厳選して紹介します。

ピーター・コイン  《無題 #978 ガートルードとジュリアナ (ホイットニー・ ウィメン)》 1999 - 2000 ミクスト・メディア オルブライト=ノックス美術館蔵 Anonymous Gift in honor of Marian Griffiths, 2001 Photograph by Biff Henrichピーター・コイン 《無題 #978 ガートルードとジュリアナ (ホイットニー・ ウィメン)》
1999 - 2000 ミクスト・メディア オルブライト=ノックス美術館蔵
Anonymous Gift in honor of Marian Griffiths, 2001 Photograph by Biff Henrich


彼らは、生活のなかのごくありふれた風景や、人のふるまいを鋭い視点でとらえています。その作品は、ビニール袋や蛍光灯など日常の身近なものをモチーフとしながら、サイズや色の変換など単純な操作によって、忽然と未知の、非日常の世界を私たちの前に現出させます。
作品の、一見すると明快で美しく、親しみやすい装いのもとに隠された、逃れがたい過去の記憶や執着、日常に潜む不条理や現実逃避への欲望・・先鋭的で勇敢な作家たちとともに、普段は心の奥深くに隠された激情の領域にお出かけください。

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「パッション・コンプレックス:
オルブライト=ノックス美術館コレクションより」

会期
2007年8月1日(水)~2007年11月11日(日)
休場日
毎週月曜日(ただし、8月13日、9月17日、24日、10月8日は開場)、
9月18日(火)、25 日(火)
会場
金沢21 世紀美術館 展示室7 から12、14
出品作家
コリー・アーケンジェル、
シュテファン・バルケンホール、
デイヴィッド・バチェラー、
ルイーズ・ブルジョワ、
ソフィ・カル、
ジョン・コプランズ、
ピーター・コイン、
ダン・フレイヴィン、
デイヴィッド・ハモンズ、
モナ・ハトゥム、
ジム・ランビー、
キャサリン・オピー、
ローリー・シモンズ、
ジェフ・ウォール、
ジリアン・ウェアリング
出品点数
約40 点
開場時間
10 時~18 時(金・土曜日は20 時まで) ※チケットの販売は閉場30 分前まで。
料金
当日:一般1000 円、大学生800 円、小・中・高生400 円、65 歳以上の方800 円
前売り、団体(20 名以上):一般800 円、大学生600 円、小中高生300 円
※本展観覧券にてコレクション展II(2007年9月15日(土)-2008年4月上旬)も
 併せてご覧いただけます。
「我が文明:グレイソン・ペリー」展との共通観覧券(8月31日まで)
 一般1500円、大学生1200円、小・中・高生600円、65歳以上の方1200円
前売券取扱:チケットぴあ(Tel:0570-02-9999)、ファミリーマート、サンクス、サークルK
「パッション・コンプレックス」チケット
 (チケットぴあ 展覧会チケットPコード687-459)
 販売期間:2007年7月1日より2007年11月11日まで(ご予約は11月8日まで)
「我が文明:グレイソン・ペリー」展との共通観覧券
 (チケットぴあ 展覧会チケットPコード:687-460)
 販売期間:2007年7月1日より2007年8月31日まで(ご予約は8月28日まで)

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特別展示

ローリー・シモンズ《悔恨のミュージック》
(2005-2006 年/映像作品)

時間
会期中毎日、開場後毎時15分から(上映時間:44分14秒)
場所
展示室9(本展会場内)

1970 年代から、おもちゃ、操り人形、オブジェを用いて、絶妙にライティングが施されたドール
ハウスや背景を舞台に空想的な世界を構築するローリー・シモンズの写真世界は、ユーモアとノス
タルジーを併せもち、物哀しく、現実ではかなえられない情景を人造の舞台に映し出してきた。
そのような彼女の作品世界の集大成となった《悔恨のミュージック》では、彼女のオブジェ達が動
き出し、私たちが普段生活する中で内に秘める悔恨や欲望の真情を人間以上に表出している。3 幕
からなるミュージカル仕立ての本作品の中で、唯一の人間の登場人物として、メリル・ストリープ
がシモンズの分身に扮し、操り人形とともにかつての恋人との回想シーンを演じている。「こうし
ていれば今頃は…」コミカルでメロドラマ的な歌声の中に悔恨の心情の機微を吐露する模様が、鮮
烈な色使いともに深い哀愁に包まれながら、濃厚に描き出された大作である。


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