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 日本人の精神風土を再確認できる! 「戦後の日本画」展は9月30日から開催
加藤栄三《石庭》1955 年 紙本着彩
収蔵品の中から24人の作家、総計26 点を展示し、戦後の日本画の軌跡を再確認する。
展来会名 所蔵品に見る 戦後の日本画 片岡球子・荘司福・上村松篁・・・
会 期 2007 年9月29日( 土)~12月16 日(日)
会 場 神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
休館日 月曜日 ※ただし10月8日(月)は開館、翌10月9日(火)は休館
開館時間 9:30~17:30 ※入館は17:00まで
観覧料 一般250円/20 歳未満・学生150円/65歳以上の方、高校生以下の方、障害者の方は無料


★戦後の日本画滅亡論
 日本画の世界では、戦後すぐ、昭和22 年から24 年にかけて、敗戦で西洋文化がどっと日本に入ってきたこともあり、日本画の意義が再度問われた。そして、日本画というものは、従来の因習的な表現では世界に通用する絵画とはなりえないとの批判がにわかに起こった。いわゆる日本画滅亡論である。

岩崎英遠《仙》1965 年 紙本着彩

 しかし日本画滅亡論に対して、日本画作家たちは、戦後の混乱を契機に、さまざまな立場から、新しい日本画を模索していった。
★日本画の新たな道
 山口蓬春や加藤栄三といった日展を舞台に活躍した画家たちは、伝統とモダニズムの融合を計り、モダンな画風を日本画の世界に作り上げた。また明治以来の近代日本画の伝統を踏まえた荘司福や岩橋英遠といった院展の作家たちも、自然の美しさや不思議さのなかに清澄さを追い求め、それまでに見られぬ現代的な美的感性を日本画の世界で表現していった。

加藤栄三《石庭》1955 年 紙本着彩
★伝統と革新の融合
 歴史画の世界に独自の道を切り開いた片岡球子は、それまでの日本画では考えられぬ土俗的なエネルギーを画面いっぱいに放出し、日本画の世界をより広範に捉えていった。

片岡球子《海(鳴門)》1962 年 麻布着彩

 このように戦後の日本画家は、伝統を考慮しつつ、革新を求め、外界と内面世界をうまく融合させながら、現代日本人の精神風土を照射してきたといえる。この展覧会を通して、戦後の日本画の軌跡を再確認してみよう。

≪出品作家24人≫
山口蓬春、加藤栄三、中村岳稜、望月春江、伊東深水、三谷十糸子、高山辰雄、片岡球子、荘司福、岩橋英遠、小倉遊亀、岡本彌壽子、前田青邨、中島千波、上村松篁、吉岡堅二、工藤甲人、近藤弘明、上野泰郎、加山又造、麻田鷹司、堀文子、三上誠、中村正義

展覧会スケジュールや交通アクセスなどの
詳細はArt inn携帯サイトでチェック!!
http://www.mb.art-inn.jp

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