志水児王《Linnerscope》2007年(参考図版) |
| ■現在活躍中で、今後さらなる活動が期待される、埼玉ゆかりのアーティストを紹介する、展覧会。 | |
| 会 期 | 2007年12月26日(水)~2008年1月27日(日) |
| 会 場 | 埼玉県立近代美術館 |
| 休館日 | 年末年始12月29日~1月3日、月曜日(1月14日は開館)、1月15日(火) |
| 開館時間 | 午前10時~午後5時30分 (入場は閉館の30分前まで)金曜日の夜間開館はありません。 | |
| 入館料 | 一般800円(640円)、大高生640円(520円) ( )内は団体20名以上の料金。 中学生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料です。 |

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「ニュー・ヴィジョン・サイタマ」が復活します!現在活躍中で、今後さらなる活動が期待される、埼玉ゆかりのアーティストを紹介するという目的で、1993年にニュー・ヴィジョン・サイタマの第1回展が立ち上げられました。当初から、展覧会にふさわしい条件がまとまった時に随時開催するという方針をとり、第2回展は1998年に行われました。その後、実施の機会が得られないままになっていましたが、9年振りにニュー・ヴィジョン・サイタマを開催することになりました。
第3回展となる今回は、当館の学芸員7名が趣向を凝らした観点から、現在、最も注目する埼玉県ゆかりのアーティストを1名ずつ推薦する形式をとります。紹介される7人のアーティストは世代も異なり、ジャンルも絵画、インスタレーション、デザインなどさまざまです。しかし、彼らの活動に共通して浮かび上がってくるものは、目まぐるしく移り変わる最新の傾向や流行からは一定の距離を置いて、独自のものの見方や手法をこつこつと探っている点かもしれません。21世紀になり、文化や社会の価値観が分散する一方、アートは一段と大衆化し、本当に拠り所とすべき芸術思潮や方法論がますます見えにくくなってきていると言われています。そういう時代であるからこそ、個々のアーティストが地道に取り組んでいる世界をひとつひとつ読み解いていくことは、新たな時代のアートや文化のあり方を考えていくうえで最も大切なステップになると言えるでしょう。
学芸員の7つの眼とアーティストの7つの作法。この多元的なネットワークの中に、21世紀の「埼玉のアート力」を展望していきます。
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・・・・・≪出品作家の紹介≫・・・・・
志水児王《Linnerscope》2007年(参考図版)
●志水児王(しみず・じおう)
1966年東京都生まれ。現在、埼玉県所沢市に在住。
「どうして金属は光に反射するとギラギラ見えるのだろう?」志水児王は、幼い頃からこんな疑問を抱いてきた美術家です。身近な光や音から何万光年も離れた天体まで、さまざまな物理的な現象に眼を向け、日頃は気付かない自然の仕組みを美しく浮かび上がらせます。
●古川勝紀(ふるかわ・まさのり)
1953年富山県生まれ。現在、埼玉県東松山市に在住。
あわただしい日常と隣り合わせにある深淵。ふとしたはずみにおぼろげで不確かな空間から異形のものたちが現れてきます。時の岸辺に曝(さら)され色を失ったものたちが蠢(うごめ)き語り始めます。海の時間、陸(おか)の時間、空の時間・・・。古川勝紀の作品にはそんな気配が感じられます。
●河田政樹(かわだ・まさき)
1973年東京都生まれ。現在、埼玉県ふじみ野市に在住。
河田政樹さんは、最近、写真と鉢植えの植物などを組み合わせた展示をしています。「これが美術?」と、とまどわれるかもしれません。椅子にすわって、美術について考えるのもいいですが、ただ静かな、気持ちの良い空間にひたるのもおすすめです。
●織咲 誠(おりさき・まこと)
1965年埼玉県さいたま市生まれ。現在、神奈川県横須賀市に在住。
織咲誠は、一般的にいうデザイナーとは少し異なっています。自らをインターデザインアーティストと称し、独自の活動をおこなっています。アートと各種デザイン領域を横断し、それを関係づけることによって成立する社会的、環境的な問題を取り込むクリエイティヴな実践をしています。
●岡村桂三郎(おかむら・けいざぶろう)
1958年東京都生まれ。現在、埼玉県越生町に在住。
しいて言えば「日本画」ながら、岡村桂三郎は火を使い刃をふるう、武芸者のような画家です。ぶ厚い杉板の表面をバーナーで燃やし、そこに岩絵具を塗り込めては線を刻むという素材との格闘ののち、宇宙を闊歩する異形の生きものが闇の中に立ち現れてきます。
●宮本純夫(みやもと・すみお)
1952年長野県生まれ。1980年から1995年まで埼玉県に住み、現在、長野県中野市に在住。
宮本純夫さんは、薬剤師として勤務するかたわら、日々制作を行っています。画面となる白い布やプリント地全体を染料と脱色剤で構成していくという手法をとっています。オールオーバーな画面からは、再生された色、筆触の痕跡などがせめぎあい、あらたな世界が生まれてきます。
●冨井大裕(とみい・もとひろ)
1973年新潟県生まれ。現在、埼玉県越生町に在住。
画鋲、スーパーボール、スポンジ、色鉛筆…。冨井大裕は、ありふれたものを用いて、はっとするほど新鮮な感覚に満ちた「作品」をつくります。そんな冨井大裕の「作品」は、ありふれた食材で作られた、驚くほどおいしい料理に、少しだけ似ているかもしれません。
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・・・・・≪関連の催し≫・・・・・
■【出品作家と学芸員によるギャラリー・トーク】
出品作家と学芸員が、制作方法、推薦理由、見どころなどについてお話しします。
各日とも午後3時~4時/2階企画展示室内/企画展観覧料が必要です。
1月5日(土) 古川勝紀、織咲 誠
1月19日(土) 河田政樹、岡村桂三郎、宮本純夫
1月26日(土) 冨井大裕、志水児王
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