トップ最新展覧会情報バックナンバー2008年2月>足立美術館「生誕125年 北大路魯山人展」
 足立美術館「生誕125年 北大路魯山人展」

足立美術館
庭園
本展では、魯山人の生誕125年を記念し、陶芸館全館を使い、初公開作品を含む約100点の名 品を一堂に展示いたします。魯山人が追求した美の世界をご堪能ください。
会 期 2008年4月5日(土)~6月30日(月)
会 場 足立美術館(陶芸館)
休館日 年中無休

開館時間 4月~9月AM9:00~PM5:30/10月~3月AM9:00~PM5:00
入館料 大人2,200円、大学生1,700円、高校生900円、小中学生400円(※20名以上、100名以上の団体料金あり)
上記入館料で「北大路魯山人展」の他、日本庭園や日本画の特別展など、すべてがご覧いただけます。
公立学校が休業日となる土曜日は、小中高生の入館料を、無料といたします。
小中学校(高校は含まず)の学校教育の一環として教師等が引率し利用する場合は、事前に申し込みがあ った場合に限り無料といたします。




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北大路魯山人(1883~1959)は、陶芸家としてだけではなく篆刻家、書家、料理家としても知られる稀代の芸術家です。自ら腕を振るった料亭「星岡茶寮」で使用するために制作されはじめた陶器にあわせ、食する空間をも総合的に演出しようと、花器や絵画なども制作し、これらの作品は、今なお多くの人々を魅了し続けています。
足立美術館では、魯山人の陶芸作品約200点を収蔵し、日本画に並ぶ充実したコレクションで知られています。
足立美術館庭園


主な出品作品

《椿鉢》
昭和15年(1940)頃
径43,2×高20.4cm
楽焼に絵付けを施したもの。楽焼といえば陶器の中でも比較的もろく、小品が多い。しかしそんな常識はくつがえされ、巨大な鉢が生み出された。大胆に絵付けされた紅白の椿が全面に咲き誇り、その華やかな印象が作品の魅力をいっそう高める。魯山人代表作の一点である。

《金らむ手津本》
昭和20年(1945)頃
径26.0×高34.6cm
金で描かれた葡萄の葉、実、弦には大胆かつ繊細な表現が見られ、巧緻である。一般に、金の光はまばゆく、ややもすると派手に映るかもしれない。しかしその輝きが、紅の深く落ち着いた色合いや口辺部などのわずかな青白色と映じ合い、また均整の取れた器形と相まって、雅趣に富んだ風格を生み出している。雅美生活を標榜した魯山人をして、最高峰の一点といえよう。

《かに平向六人》
昭和34年(1959)頃
縦17.8×高3.7cm
※初公開
見るからに愛らしい作品である。鉄絵で描かれた蟹たちは今にも動き出しそうな姿をみせ、一部に施された紬薬の緑色が美しい。魯山人の作品は、自ら料理を盛るということが基本である。どの器に何の料理を盛るのか、制作する魯山人の頭の中にはその完成図が、はっきりと描き出されていたのだろう。
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