トップ最新展覧会情報バックナンバー2008年6月, 東京>東京国立近代美術館 工芸館「所蔵作品展 こども工芸館 [装飾/デコ]」
 東京国立近代美術館 工芸館「所蔵作品展 こども工芸館 [装飾/デコ]」
 
初代宮川香山《鳩桜花図高浮彫花瓶》1871~82年頃
 今回の展覧会では、大人とこどもがいっしょになって「装飾(デコ)」に注目することによって、工芸の魅力を発見していただきたいと思います。「装飾(デコ)」は、工芸を読み解く手がかりであると同時に、これまで日本人が日本の風土のなかで育んできた美意識を示しているのです。
  • 会 期
    • 2008年7月17日(木)~9月23日(火)
  • 休館日
    • 月曜日(ただし7月21日、9月15日は除く)、7月22日(火)、9月16日(火)

開館時間

10:00-17:00
(入館は閉館30分前まで)

観覧料

一般200円(100円) 大学生70円(40円)

○高校生以下または18歳未満、65歳以上、キャンパスメンバーズ、MOMATパスポートをお持ちの方、障害者手帳等をお持ちの方(付添者は原則1名まで)は無料
○入館の際、学生証、障害者手帳等をご提示ください。
○( )は20名以上の団体料金。消費税込。

展覧会概要


 工芸にはさまざまな装飾が施されています。工芸に見られる装飾模様は、長い歳月の中で育まれた歴史を背負っており、そこにはさまざまな意味がこめられています。装飾模様は器物を飾り、私たちの想像力をかきたててくれるとともに、さまざまなメッセージを伝えているのです。

 かつて近代の工芸家にとって、器物をどのように装飾するか、というのはきわめて重要な課題でした。ところが、装飾を排した無機的なデザインが浸透するとともに、工芸家にとって、装飾は、もはやそれほど重要な課題とはみなされなくなってしまったかの感があります。しかしその一方で、近年、過剰なまでに装飾を施した工芸作品を制作する工芸家があらわれています。装飾への欲望、すなわち装飾することそれ自体が制作の原動力となっている工芸家です。こうした現象というのはラインストーンできらびやかに飾られたデコ電(デコ携帯)の出現ともパラレルの関係にあるようにも思われるのです。

三代宮田藍堂
《蝋型鋳金装身具 
美豆波乃女1》1977年

※蝋型の“蝋”の文字表記は、
ブラウザ表示の都合により、
平易な文字を使用しています。

ルネ・ラリック
《ブローチ 桑の木と甲虫》
1900年頃
芹沢銈介
《木綿地藍染いろは
文着物》1961年
松田権六
《獅子蒔絵香盒》
1916年
十二代今泉今右衛門
《色鍋島緑地更紗文八角大皿》
1974年
黒田辰秋
《螺鈿白蝶縞中次》
1974年頃

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