トップ最新展覧会情報バックナンバー2008年7月, 東京>東京国立近代美術館「現代美術への視点6 エモーショナル・ドローイング」
 東京国立近代美術館「現代美術への視点6 エモーショナル・ドローイング」
 
奈良美智 《untitled》 2008年
photo: Kei Okano (C) the artist
 この展覧会は、アジア、中東出身の作家16名の作品により、今日のアートにおけるドローイング的表現の現状や可能性を検証しようとするものです。
  • 会 期
    • 2008年8月26日(火)~10月13日(月)
  • 休館日
    • 月曜日(9月15日と10月13日は開館、9月16日休館)

開館時間

10:00-17:00 (金曜日は10:00-20:00)

観覧料

一般 850(600)円/大学生 450(250)円
*( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
高校生および18歳未満、障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名は無料。
*入館当日に限り、「壁と大地の際で」と所蔵作品展「近代日本の美術」もご観覧いただけます。



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1.アディティ・シン 《無題》 2007年 Courtesy: Chemould Prescott Road (C) the artist
2.ホセ・レガスピ 《粘液質》より 2000-02年 個人蔵 (C) the artist
3.アヴィシュ・ケブレザデ 《裏庭》 2005年 Courtesy of Ebrahim Melamed / Honart Museum, Tehran (C) the artist
4.ウゴ・ウントロ 《無題》 制作年不詳 個人蔵 (C) the artist
5.ジュリアオ&マニュエル・オカンポ 《プードル》 2008年 (C) the artist
6.キム・ジュンウク 《無題》(参考図版) 2007年 Courtesy: Gallery Skape, Seoul (C) the artist
7.辻直之 《エンゼル》(スチル) 2008年 個人蔵 (C) the artist
8.アマル・ケナウィ 《カイロが……私の内側を食べる》(参考図版) 2007年 (C) the artist
9.イケムラレイコ 《樹》より 2007年 (C) the artist
10.坂上チユキ 《鳥の恋人》 1982年 個人蔵 Courtesy: MEM INC.  (C) the artist


展覧会概要


 東京国立近代美術館は、国際交流基金と京都国立近代美術館との共催により、「現代美術への視点6 エモーショナル・ドローイング」展を開催します。
 そこには、30代前半の若手から、すでにアジアの、あるいは今日のアート界を代表するようになっているアーティストまでが含まれています。
 出品作品が用いている技法はさまざまです。紙の上に線を中心にした形象を描く狭義のドローイングはもちろんのこと、水彩、アニメーション、インスタレーションなどが展示されます。
 内容も多岐にわたっています。顔をモティーフにしたもの、幼少期の記憶に基づいたもの、日記的な表現、深層心理を引き出そうとしているもの、子どもの落書きに触発されたもの、イメージが生み出す連想を楽しむもの、花や鳥を描いたもの、日々生まれてくる着想を描きとめたものなどなど。
 もちろん、そこには共通点があります。それは、彼らの作品が、ドローイング特有の脆弱(ぜいじゃく)さ、未完成であることを許すおおらかさ、あるいはどんな表現ジャンルにおいてもつくられるという意味での根源的な在り方に寄り添うことで、自らの感情や情動を引き出そうとしているところです。
 彼らが目指しているもの、それは、よりよく完成・完結している点で評価されるアートではなく、感情・情動を引き出し、それをなまなましく定着させる点において評価されるアートです。そのような、理性よりも感性をより重視する作品が、今日、とりわけアジア、中東の世界においていかなる位置を占め、またどんな意義を持っているか、それを検証するべく、あるいはご紹介するべく、この展覧会は生まれました。

なお本展は、東京国立近代美術館が1984年より開催しているシリーズ「現代美術への視点」の第6回目にあたります。

ミツ・セン 《女王様になるのは良いことよ》
(展示風景・参考図版) 2006年 (C) the artist
ピナリー・サンピタック
《女性らしい身体》ほか
1990-2007年 個人蔵 (C) the artist
シュシ・スライマン
《エモーショナル・バゲージ》
2008年 個人蔵 (C) the artist


・・・《イベント情報》・・・


アーティスト・トーク
マニュエル・オカンポ+ピナリー・サンピタック+ミツ・セン

日時 :2008年8月26日(火) 14:00-16:00
会場 : 企画展ギャラリー *参加無料(要観覧券)、申込不要


スクリーニング&トーク
辻直之

日時 :2008年9月13日(土) 14:00-16:00
会場 : 講堂(地下1階) *聴講無料、申込不要(先着150名)


シンポジウム「ドローイング再考  テクネーとアートのはざまで」(仮題)

日時 :2008年9月27日(土) 13:00-16:00
会場 : 講堂(地下1階) *聴講無料、申込不要(先着150名)
パネリスト(50音順) :
金井直(信州大学人文学部准教授)/ 斉藤環(精神科医、爽風会佐々木病院診療部長)/
中林和雄(当館企画課長)/ヤン・ジョンム(韓国芸術綜合学校美術学部美術理論学科准教授)/
保坂健二朗(当館研究員、本展キュレーター)*モデレーター


ギャラリー・トーク
保坂健二朗+中村麗子(当館研究員、本展キュレーター)

日程 :2008年9月5日(金)/2008年9月19日(金)/2008年10月3日(金)
時間 : 18:00-19:00
時間 : 企画展ギャラリー *参加無料(要観覧券)、申込不要

ナリニ・マラニ
 《記憶:記録/消去》より
(スチル) 1996年 個人蔵 
(C) the artist



S. テディ D. 《無題》 1996年 
個人蔵 (C) the artist

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