■ 長崎県美術館「彫刻家 舟越保武 ―かたちに込める祈り―」展
■ この展覧会では、長崎という土地柄をふまえ、キリスト教に関わるテーマの彫刻・素描に重点を置き、初期の作品から75 歳のときに脳梗塞で右半身が不自由となった後の作品まで、生涯をかけて取り組んだ舟越の豊かな造形の軌跡を辿ります。
舟越保武 《聖クララ》 1981年 砂岩(諫早石)
岩手県立美術館蔵 撮影 大谷一郎
- 会 期
- 2008年10月3 日(金)~11月27日(木)
- 休館日
- 10 月14 日(火)、27 日(月)、11 月10 日(月)
舟越保武 《聖クララ》 1981年 砂岩(諫早石)
岩手県立美術館蔵 撮影 大谷一郎
開館時間
10:00~20:00(入場は19:30 まで)観覧料
一般900 円(800 円)、大学生・70 歳以上700 円(600 円)、高校生500 円(400 円)中学生以下無料
※( )は前売り及び20 名以上の団体割引料金。
※障害者手帳保持者及び介護者1 名までは5 割減額。
※期間中、本入場券にて美術館コレクション展(常設展示室)にも入場可。
※美術館コレクション展のチケットまたは年間フリーパスをお持ちの方は、一般500 円、
大学生・70 歳以上400 円、高校生300 円。
| 「長崎26 殉教者記念像」の 作者・舟越保武の回顧展 戦後日本の具象彫刻界を代表する彫刻家・舟越保武(1912~2002)。 清廉で静謐な雰囲気を湛えた女性像により広く知られる舟越は、1950 年に洗礼を受けたのちに敬虔なカトリック教徒として生涯を過ごしており、宗教的な主題に基づいた作品を数多く残しました。 なかでも、長崎と縁の深い《長崎26 殉教者記念像》(第5 回高村光太郎賞)や《原の城》(第3 回中原悌二郎賞)は、代表作として高い評価を得ています。 また、作品の主題のみならず、石彫に諫早石を使用するなど、素材の面でも長崎に縁の深い作家ですが、残念ながらこれらの事実は、長崎の方にもあまり知られていません。 |
●舟越保武(ふなこしやすたけ)略年譜 1912 年 岩手県に生まれる 1934 年 東京美術学校彫刻家塑像部に入学 1939 年 同校卒業、新制作派協会彫刻部設立に参加 1941 年 松本竣介と二人展開催(盛岡) 1950 年 盛岡カトリック教会で洗礼を受ける 1962 年 《長崎26 殉教者記念像》で第5 回高村光太郎賞受賞 1967 年 東京芸術大学教授となる 1972 年 《原の城》により第3 回中原悌二郎賞受賞同作品をローマ法王庁に寄贈 1973 年 ローマ法王庁より大聖グレゴリオ騎士団長勲章受章 1978 年 芸術選奨文部大臣賞受賞 1987 年 脳血栓で倒れ、以後左手で制作をつづける 2002 年 永眠 |
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