■ 太田記念美術館「国貞・国芳・広重とその時代 ―幕末歌川派の栄華―」

歌川広重
「東海道五拾三次之内 三島」
■ 本展では前期・後期あわせて約170点の作品を展観し、移り変わる時代や周囲の環境の中で、3人が絵師としてどのように生き抜いていったのか、そして3人とともに、歌川派という流派がどのように成長していったのかをわかりやすく展示いたします。多数の錦絵を通して、江戸後期から幕末へと続く時代の雰囲気や、歌川派の隆盛の様子を感じ取っていただければ幸いです。
- 会 期
- 2008年10月1日~11月26日
【前期 10月1日(水)~10月26日(日) 後期 11月1日(土)~11月26日(水)】
- 2008年10月1日~11月26日
- 休館日
- 毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日休館)
展示替え期間(10/27~10/31、11/27~11/30)
- 毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日休館)
開館時間
午前10時30分 ~ 午後5時30分(入館5時まで)
観覧料
一般; 700円 大高生;500円 小中生;200円*土・日曜日・祝日は小中学生無料、高校生半額
*団体(10名様以上)は1名あたり100円割引
■展覧会概要
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| 歌川国貞 「歳暮の深雪」 前期展示 |
歌川国芳 「近江の国の勇婦於兼」 後期展示 |
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| 歌川国芳 「人かたまつて人になる」 後期展示 |
歌川広重 「名所江戸百景 鎧の渡し 小網町」 後期展示 |
歌川広重 「青野ヶ原ニ熊坂手下ヲ集ム」 前期展示
役者絵や美人画を数多く描いた人気絵師、歌川国貞(1786~1864)。武者絵や、ユーモアにあふれた戯画で知られる奇才、歌川国芳(1797~1861)。名所絵の巨匠として、江戸の風景を数多く写し取った絵師、歌川広重(1797~1858)。3人は、浮世絵を代表する絵師として広く知られています。またその名前が示すとおり、江戸後期から幕末にかけて浮世絵界で隆盛を誇った「歌川派」に属する絵師でもあります。
歌川派は、歌川豊春(1735~1814)をその開祖とし、弟子である初代歌川豊国(1769~1825)と歌川豊広(?~1829)たちは、役者絵や美人画、版本の挿絵などの分野で人気を得て、歌川派隆盛の基礎を築きます。今回の展示のテーマとなる、国貞、国芳、広重は初代豊国、豊広の弟子たちで、いわば歌川派の第3世代の絵師といえるでしょう。
巨匠として並び称される国貞、国芳、広重。国貞が年長であるものの、3人はほぼ同じ時代を生き、同じ流派の中でお互いに競いあって、一流の絵師へと上り詰めました。それぞれが数多くの弟子をその門下に抱え、幕末には歌川派の黄金時代とも言える時代を生み出したのです。
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