トップ最新展覧会情報バックナンバー2008年12月, 東京>世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー「旅とカメラ 清川泰次が写した昭和の日本紀行」
 世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー「旅とカメラ 清川泰次が写した昭和の日本紀行」

 本展では、昭和十年代に清川泰次が旅に出て、日常とは異なる風景との新鮮な出会いを活写した数々の写真作品をご紹介いたします。
  • 会 期
    • 2008年12月6日(土)~2009年3月22日(日)
  • 休館日
    • 毎週月曜日(ただし休日と重なった場合は翌日、年末年始(12月29日~1月3日)

日光までの車内にて 昭和14年6月

開館時間

10:00~18:00(入館は17:30まで)

観覧料

一般200円(160円)、大高生150円(120円)、中小生100円(80円)、65歳以上及び障害者の方100円(80円)
※( )内は20名以上の団体料金。小・中学生は」土・日・祝日無料。
※障害者で小・中・高・大学生、および障害者の介護者(当該障害者一人につき、一人に限る〉は無料。


旅は時に、ひとびとにかけがえのない出会いや時間を与え、次は何処へ、とあくことなく足を運ばせる魅力を心に満たしてくれます。

昭和に入ると鉄道の整備が進み、大衆の旅行ブームが全国へと広がっていきました。芸術家たちの多くも日本各地に旅に出ては、土地の風趣や旅情を味わい、詩や日記を綴り、スケッチブックを広げて、旅先で得た感興をそれぞれに表現してきました。

清川泰次(一九一九~二〇〇〇)もまた、旅にみせられた作家のひとりです。生涯にわたり、国内外問わず、様々な場所へと旅しています。清川は昭和十一年(一九三六年)に慶應義塾大学予科に入学後、学業のあい間をみては、愛用のライカを携え、友人とともに日本各地を度々訪れています。東京の下宿先から近距離の鎌倉、江ノ島、箱根への小旅行や、浅草より汽車に乗り込み日光・東照宮へ参詣。さらには汽船に乗って大島の溶岩見物と、気の向くまま各地へ赴きました。

清川は、こうして旅に出ては、その先々で出会った光景をひとコマずつ丁寧にフィルムにおさめています。それらは、景勝地への好奇の視線だけではなく、駅のざわめきや、他の旅人が景色に興じる姿など、清川が旅で触れ、感じた空気そのものが伝わってくる写真です。

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