トップ最新展覧会情報バックナンバー2009年1月, 関東>藤沢市30日間美術館「鉛筆画の異才 齋鹿 逸郎 抽象への憧れ」
 藤沢市30日間美術館「鉛筆画の異才 齋鹿 逸郎 抽象への憧れ」
 本展は、アトリエに残された膨大な作品群のなかから、その知られざる画業の一端を紹介するものです。
  • 会 期
    • 2009年2月24日(火)~3月29日(日)
  • 休館日
    • 月曜日

《無題》制作年不詳

開館時間

午前11時~午後6時30分(入場は午後6時まで)

観覧料

無料


―田畑を耕すように、点と線の重なりがイメージの世界を拡げる―
※以下、 《無題》制作年不詳


齋鹿逸郎(さいかいつろう)は、誰もが小さな頃から親しんでいる鉛筆という素材を使い、独自の“白”と“黒”の世界を作り出した画家です。

1928年鳥取県西伯郡賀野村(現南部町)の農家の長男として生まれ、1951年上京後、代々木絵画研究所に通い、絵の道に入りました。
1997年藤沢市大鋸に居を構え、亡くなる2007年までの10年間を過ごしました。

鳥の子和紙に膠(にかわ)で溶いた白亜を塗り、鉛筆で隅々まで模様を描き、また白亜を塗るという作業を何度もくりかえし、白亜の“白”と鉛筆の“黒”が織りなす独特の空間を浮かび上がらせます。作家は“黒”から“白”へと関心を移しつつも、試行を重ねて生み出したその技法を生涯にわたり貫き通しました。

気が遠くなるような鉛筆の軌跡で埋められた画面は、観る者を迷宮へと誘います。描かれたカタチの一つひとつを辿れば、活きいきとした創造の悦びに触れることができるでしょう。余韻に満ち、不思議な魅力を放つ作品たちにこめられたメッセージをどう解釈するかは、私たちに委ねられています。

本展は、アトリエに残された膨大な作品群のなかから、その知られざる画業の一端を紹介するものです。時流におもねることなく、ひたすら修行者のように孤高の道を歩んだ画家の、深奥で荘厳な作品世界をじっくりとお楽しみください。



◆関連イベント

オープニングセレモニー
2月24日(火) 11:00~

ギャラリートーク
3月1日(日) 14:00~ 申込不要
生前親交の深かった木下晋氏(鉛筆画家)を迎えて行います。

ワークショップ
3月7日(土) 14:00~16:00 申込不要・参加無料
市民ギャラリーロビーにて、ワークショップ(鉛筆であそぶ)を行います。
※紙とえんぴつを使って、各々が描いたピースを貼り合わせ、一つの壁面 つくります。こちらも併せてお楽しみ下さい。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

藤沢市30日間美術館HPはコチラ