トップ最新展覧会情報バックナンバー2009年6月, 東京>パナソニック電工 汐留ミュージアム「建築家 坂倉準三展 モダニズムを住む 住宅、家具、デザイン」
 パナソニック電工 汐留ミュージアム「建築家 坂倉準三展 モダニズムを住む 住宅、家具、デザイン」
Ok邸(現 岡本太郎記念館)/東京/らせん階段/1954/撮影:吉村行雄 2009年
 本展は、大扉の原寸大再現の試みに始まり、椅子の意匠の返還、図面、写真、模型、映像などの展示を通して、坂倉準三の住宅、家具、デザインの仕事をとりあげます。公共建築から都市のターミナル開発など大型の仕事を紹介する神奈川県立近代美術館鎌倉の本展第1部[5月30日-9月6日]と併せて、建築家として社会に多様なデザインの可能性を見出した坂倉準三の全貌を明らかにします。
  • 会 期
    • 2009年7月4日(土)~9月27日(日)
  • 休館日
    • 月曜日[7月20日、8月10日、9月21日は開館]/8月11日(火)~8月16日(日)

Ok邸(現 岡本太郎記念館)/東京/らせん階段/1954/撮影:吉村行雄 2009年

開館時間

10:00より18:00まで(ご入館は17:30まで)

観覧料

一般700円(65歳以上500円)/大学・高校生500円/中・小学生300円

◎ 障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料でご入館いただけます。

食堂椅子/1951年頃/東京日仏学院蔵/撮影:瀬脇 武(Echelle-1)2009年  緑深い渓谷にほど近い都内の住宅地に建てられた一軒の家。パリ帰りの新鋭、建築家・坂倉準三[1901-1969]が帰国して最初に手がけた作品でした。「住宅は建築の本質的なものを全部もっているー」と本人が語る通り、彼の建築の魅力である、敷地を活かす建物の配置、プロポーションや細部の造形における卓越した感覚、技術への深い理解は、その後も続く住宅への取り組みにおいて凝縮したかたちで見られます。さらにそれらの現代住宅にふさわしい新しい家具を考案し続け、その日本の伝統美と機能との巧みな結合には、ル・コルビュジエのもとで共にモダニズムの理論の実現に励んだシャルロット・ペリアンの影響がうかがわれます。
 昭和の激動を刻んださまざまな出来事や社会的課題に、坂倉準三は建築作品のみならず、他の領域のクリエイター達と関わりながら広義のデザイン活動によって回答を提示していきました。
食堂椅子/1951年頃/
東京日仏学院蔵/
撮影:瀬脇 武(Echelle-1)2009年

□ 関連イベント 坂倉準三の椅子をつくろう
8月8日(土)14:00~17:00
合理的な発想でお金をかけずに家具をつくるー1948年にMoMAで行われた「低予算家具の国際コンペ」に坂倉準三は佳作入選しています。身近な素材を用いてもの作りの楽しさを体験します。
会場:パナソニック電工ビル5階ホール
定員:親子15組30名[小学校3年~中学校の子供と大人各1名のペア/事前申込制]
参加費:1組2000円

●申込方法:官製葉書に
〈1〉本イベント名〈2〉子供と大人の各氏名〈3〉各々の年齢〈4〉ご職業 〈5〉住所 〈6〉電話・FAX  をご記入の上、
〒105-8301 東京都港区東新橋1-5-1-4F パナソニック電工汐留ミュージアム「坂倉準三展」係まで
7月17日必着でお送りください。
定員を超えた場合は抽選を行います。ご参加の可否の発送は7月24日までに行い、受講者には受講証をお送りします。集合場所など詳細は受講証にてご連絡いたします。
●問い合わせ:ハローダイヤル 03-5777-8600
●お申し込みにあたってご記入いただいた個人情報に関して、上述の目的での使用に同意いただいたものとさせていただきます。

□ ギャラリートーク
7月18日(土)/8月22日(土)各14:00~ 予約不要
パナソニック電工 汐留ミュージアム学芸員が展示内容を解説します。

□ 関連企画 坂倉準三展記念シンポジウム
2009年7月12日(日)国際文化会館[東京都港区]
詳細が決まり次第当館サイトにて発表いたします。2館共同開催展の記念行事です。

□ 優待のご案内
神奈川県立近代美術館 鎌倉[建築家 坂倉準三展:モダニズムを生きるー人間、都市、空間]の有料観覧券の半券をお持ちいただくと優待料金でご入場いただけます。[一般と大高生のみ]
神奈川県立近代美術館 公式サイト
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/ (外部サイトへのリンクです)


【略歴】
1901年岐阜県羽島市生まれ。1927年東京帝国大学文学部美学美術史学科を卒業。1929年渡仏、2年後からル・コルビュジエのアトリエで働く。1937年パリ万国博覧会日本館でグランプリを受賞。1939年に帰国、翌年坂倉準三建築研究所を設立。モダニズムの精髄を伝える数々の実作により日本の現代建築の発展に大きく貢献。1956年、1961年、1967年、1968年に日本建築学会賞受賞。1964年に日本建築家協会会長に就任。代表作に神奈川県立近代美術館[1951]、羽島市庁舎[1959]、新宿駅西口広場・地下駐車場[1966]など。1969年68歳で逝去。

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