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 展覧会レポート!パシフィコ横浜・ホールD「海のエジプト展 ~海底からよみがえる、古代都市アレクサンドリアの至宝~」

パシフィコ横浜・ホールD「海のエジプト展 ~海底からよみがえる、古代都市アレクサンドリアの至宝~」  今からおよそ2000年前に水没したエジプトの大都市、アレクサンドリア、ヘラクレイオン、カノープス。それらの都市が沈んだ海底から引き揚げた、数々の至宝たち。引き揚げたのは、フランスの海洋考古学者フランク・ゴディオ氏。90年代から続けてきた大事業です。
 本展は、ヨーロッパ各地を巡回し、この夏、日本初上陸。太古のロマンに思いを馳せてみるのも良いでしょう。

※本展は横浜開港150周年記念事業の一環として開催されます。


会期:2009年6月27日(土)~9月23日(水・祝)

以下、ざっとご紹介♪


 会場内は照明を落とし、海中の映像や波紋が絶えず映し出されており、臨場感満点。また、当時の都市の賑わいの様子をイラストで展示している他、発掘の主旨や現場での状況をドキュメンタリータッチに映像化したものが各所に流れています。

パシフィコ横浜・ホールD「海のエジプト展 ~海底からよみがえる、古代都市アレクサンドリアの至宝~」 パシフィコ横浜・ホールD「海のエジプト展 ~海底からよみがえる、古代都市アレクサンドリアの至宝~」
 本展の目玉、高さ約5メートルの巨像3体が、悠然と立ち並びます。まさに圧巻!左から、《豊穣神のハピの巨像》、《プトレマイオス朝のファラオの巨像》、《プトレマイオス朝の王妃の巨像》の順。プトレマイオス朝時代前後に創られたこれらの巨像は、神殿の表に立てられていたようです。
※(写真内に写っている人物は、フランク・ゴディオ氏。)

パシフィコ横浜・ホールD「海のエジプト展 ~海底からよみがえる、古代都市アレクサンドリアの至宝~」
 こんなに小さなものまでよくぞ発掘出来たものだ!と関心してしまう品も多数展示。ガラスビーズや金を使ったおしゃれなピアスや指輪などの装飾品や、コイン、片手で扱う小ぶりな楽器、神事で使う人形、常に肌身離さず携帯していたであろう護符の類、そしてなんとぶどうの種までも!

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海中での発掘作業を再現したコーナーも。ダイバー達が、慎重にシリコンでかたどりする映像も流れます。また発掘作業で使った大型船の内部の一部も再現!

パシフィコ横浜・ホールD「海のエジプト展 ~海底からよみがえる、古代都市アレクサンドリアの至宝~」
 会場最後には、古代エジプトにちなんだ香りを再現したコーナーもあります。クレオパトラが愛した幻の香り「キフィ」(杏とバニラが混じったような濃厚な感じ?)や、「キフィ」を元にクレオパトラをイメージして調合した香り(クレオパトラの愛したバラやスミレなどをブレンドした爽やかなフローラル系)、さらにはエジプト・ロータスなどの花々や、香りのある樹液の化石・乳香など、なかなか珍しい香りに多数出会えます!

 約8000平米という広大な展示会場は、海底さながらの不思議空間。海に潜るかのように、もりもり歩き回って観ることになるので、歩きやすい靴でいらっしゃるのが良いかと思います。また、会場内には、沈んだ海底で遺跡を探し回ったり(なんとコントローラーで行き来を操作できる!)、アレキサンドリアの街を俯瞰して観ることの出来る、バーチャル体験シアターもあります。こちらもぜひご参加ください!夢と冒険のわくわくでいっぱいのひと時でした~。

[ text by Art inn編集部] 2009/7/6

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