トップ展覧会レポート >バックナンバー2009年1月

東京都庭園美術館「ポワレとフォルチュニィ 20世紀モードを変えた男たち」 20世紀初頭、庭園美術館が建設された1930年代とほぼ同時期に、モード界に旋風を巻き起こした男性2人、ポール・ポワレとマリアノ・フォルチュニィ。ヨーロッパで起こった革新的な女性服のシルエットの変化とは!?

会期:2009年1月31日(土)~3月31日(火)

展覧会場風景

「夜会」をテーマに、建築家、内藤廣氏が空間プロデュース。当時、かなり斬新であった最新ファッションに身を包んだマネキンたちが「ようこそいらっしゃい。」とばかりにズラリ! 



国立新美術館「加山又造展」 日本画の伝統を踏まえた上で、独自の技法、構想力によって、日本画界に新風を吹き込んだ加山又造、没後5年の節目としての本展。絵画制作の他、生活に根ざしたデザインや更なる挑戦まで、幅の広い創作の軌跡に触れる展覧会です。

会期:2009年1月21日(水)~3月2日(月)

左:《月》、右《花》 共に1978年 東京国立近代美術館蔵

会場入ってすぐ、天井に届きそうなくらいの大画面。壁3面に並ぶ《雪》《月》《花》。東京国立近代美術館に依頼され、8年間かけて完成させた三部作とのこと。ど迫力です!画面の大きさをまったく持て余すことなく、装飾的で妖艶な世界が展開。しょっぱなから、作家の力量を見せ付けられます。


 妙心寺は京都の北西部、花園に位置する臨済禅の大寺院。本展は、初代住職、関山慧玄(かんざんえげん)の650年忌を記念した特別展。六世紀半にわたる妙心寺の歴史の中で、脈々と受け継がれてきた禅の精神、美術を一同に観られるまたとない機会です。

会期:2009年1月20日(火)~3月1日(日)

関山慧玄坐像 吉野右京種次作 妙心寺
かんざんえげんざぞう よしのうきょうたねつぐ

関山(無相大師。1277年~1360年)はみずからの意思で語録や頂相(「ちんそう」禅宗の高僧の肖像画のこと。)などを残さなかったため、容姿や伝記などの手がかりが無いため、”没蹤跡”(もつしょうせき)の禅匠と呼ばれているそうです。



 ドイツ、デュッセルドルフのノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館(通称”K20”)所蔵の名作を、お正月からここ日本で観られる豪華な展覧会です。

会期:2009年1月2日(金)~3月22日(日)

 州から任命された、たった一人の採択によって購入作品が決定されるということは、日本の美術館ではまずありえない、珍しいことなのだそう。
 初代館長シュマーレンバッハ氏は、絵画のみを、そして作家の骨格を成すような作品であることに限定し収集していったといいます。
 ピカソをはじめ、キュビスム、シュルレアリスム、ドイツ近代美術、またポロックやウォーホルなど、作家のある決定的地点の作品を集めています。やがて、館長が代わるに伴い、彫刻や現代アートなど、館の収集の傾向も変わっていったのだとか。


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