トップ展覧会レポート >バックナンバー2009年6月

国立新美術館「生誕150年 ルネ・ラリック 華やぎのジュエリーから煌きのガラスへ」   19世紀末フランス、「かつて誰も見たことのない」ものを生み出すことを終生のモットーとし、ジュエリーとガラスの分野で頂点を極めたルネ・ラリック(1860~1945)の全貌をご紹介する本展。展示会場面積、なんと2000平米の巨大空間におよそ400点余りを展示。芸術家として、また起業家として辣腕を振るった才人の情熱の宇宙に浸る贅沢なひと時です。


会期:2009年6月24日(水)~9月7日(月)

以下、気になった作品をピックアップ♪



Bunkamuraザ・ミュージアム「奇想の王国 だまし絵展」  ”だまし絵”は、フランス語で”トロンプルイユ”、”トロンプ”が”だます”で、”ルイユ”が”目”を表し、合わせて”目をだます”という意味になるそうです。本展に登場する16・17世紀ヨーロッパの古典的作品から、ダリやマグリットなどの近現代、さらには日本の”だまし絵”の秀作も登場する本展。絵画におけるイリュージョンの旅が始まります!


会期:2009年6月13日(土)~8月16日(日)

以下、気になった作品をピックアップ♪



国立新美術館「野村仁 変化する相―時・場・身体」 野村仁(ひとし)は、1945年、兵庫県生まれの現代美術作家です。アートとテクノロジーの間を行き来するような作品を、1960年代末から発表しています。野村氏の作品は、「もの派」(※批評家峯村敏明氏の定義によると、「1970年前後の日本で、芸術表現の舞台に未加工の自然的な物質、物体を、素材としてでなく主役として登場させ、モノの在りようやモノの働きから直かに何らかの芸術表現を引きだそうと試みた」運動)の流れを汲み、「物が今ここに在るということはいかなることか」、「物や時間によって成り立っているこの世界とは何なのか」を、私たちに問い掛けます。
 本展は、約40年に渡る野村氏の活動を振り返る、東京初の大回顧展。「自分が感じているものが『世界』である」という”当たり前の感覚”が、大きく揺さぶられる展覧会です。


会期:2009年5月27日(水)~7月27日(月)

以下、気になった作品をピックアップ♪



原美術館「ウィンター・ガーデン:日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開」  国際交流基金の世界巡回展として企画された本展。今回の原美術館での展示においては、かつて私邸であった原美術館の特性を活かし、一部オリジナルに作品を加え再構成したもの。
 本展キュレーター松井みどり氏曰く、展覧会タイトル「ウィンター・ガーデン」には、”冬枯れの庭”と”温室”の二つの意味があると言います。まったく正反対の意味を併せ持つこの言葉。90年代後半から2000年代に掛け、日本はかつて無い不況の波に晒される中、希望を持って生きている人たちもいるのだと。厳しい冬の時代に自分の世界をコツコツと積み重ねていったアーティストたちにスポットを当てます。
 今から2年ほど前に水戸芸術館で開催された、同じく松井氏キュレーションの展覧会「マイクロポップ」の流れを継ぐ本展。心くすぐられる作品たちが寄せ集まり、ステキな空間が形成されていますよ。


会期:2009年5月23日(土)~7月20日(月・祝)

以下、気になった作品をピックアップ♪

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